フィンランド北部・オウルの1人開発スタジオPlebeian Studioが、物理ベースの剣闘格闘ゲーム『Gladio Mori(グラディオ・モリ)』を9月16日にPC(Steam)・PlayStation 5・Xbox Series X|Sで正式リリースすることを発表した。2024年11月から約2年間のSteamアーリーアクセスを経ての正式版到達で、Steamレビューは997件中81%「非常に好評」を維持している。PC Gamerも「直接攻撃動作をアニメーションで制作できる独特の剣闘サンドボックス」として紹介した。
HPバーを捨てた——臓器・動脈・四肢が生死を決める「リアル出血システム」
本作にHPバーは存在しない。ダメージは身体の各部位にリアルタイムで反映され、動脈破裂や四肢の切断など致命傷が発生すると継続的な出血によって死に至る。
片腕を失えばそれだけ戦闘が難しくなり、急所を正確に突けば一撃で勝負が決まる。武器・防具・身体すべてが物理エンジンの影響を受けるため、単純に攻撃回数を積み重ねるだけでは勝てない設計だ。特にプレートアーマーはスラッシュ攻撃を効果的に防ぐため、装甲の隙間を狙う戦略が重要になる。
定められた技はない——「ムーブエディター」で攻撃モーションをゼロから設計する
本作最大の個性が「ムーブエディター(Move Editor)」だ。一般的な格闘ゲームの技リストとは異なり、プレイヤーがキャラクターの身体を直接操作して攻撃モーションをアニメーションとして作成し、それを実戦で使用できる技として登録できる。
効率的な攻撃動作を研究したり、映画のアクションシーンを再現したり、現実的に無意味なモーションを作って実際の戦闘でどう機能するかを試したりと、システムの自由度は文字通り無限だ。
自分でアニメーションを制作したくないプレイヤーやコンソールユーザーは、コミュニティが制作したムーブセットギャラリーから他のプレイヤーの技を選んで組み合わせることもできる。
2年間のアーリーアクセスで積み上げた信頼——正式版でクロスプレイ全プラットフォーム展開
2024年11月のアーリーアクセス開始時点で、ムーブエディター・コミュニティムーブセットギャラリー・ユーザー制作スキン・臓器ベースダメージシステム・17種の武器セット・10種の防具要素・2つのアリーナを搭載してスタートした。
約2年間のアーリーアクセス期間を通じてコミュニティと対話しながら完成度を高め、997件のレビューで81%「非常に好評」を維持してきた。正式版ではPC・PS5・Xbox Series X|S間の完全クロスプレイが実装される。
編集部コメント
「HPバーなし・臓器出血」と「ユーザーが攻撃モーションをゼロから設計できる」という二つの設計軸は、それぞれだけでも独自性を持つが、組み合わさることで「自分で作った技が実際に身体に影響を与える」という体験を生み出している。定型化された技の選択ではなく動作の設計そのものが戦略になるという発想は、格闘ゲームの本質的な問い——「どう戦うか」——を根底から問い直す試みとして機能している。
1人開発でこの規模のシステムを2年間維持してきたという事実は、完成度への執念を示している。韓国語含む12言語対応と全プラットフォームクロスプレイという布陣で9月16日の正式版に臨む。
「Gladio Mori」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Plebeian Studio(フィンランド・オウル、1人スタジオ) |
| パブリッシャー | Bonus Stage Publishing, Korgi Digital (China) (スチームページベース、プレスリリース未言級) |
| ジャンル | アクション、シミュレーション、物理ベースの格闘 |
| プラットフォーム | PC(Steam)、PlayStation 5、Xbox Series X |
| 発売日 | 2026年9月16日(早期アクセス終了および正式発売) |
| 言語 | 韓国語など12言語インターフェースをサポート |
| 反応/評価 | スチーム「非常に肯定的」(全997件中81%肯定、最近75件中85%肯定) |
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