韓国のインディーゲームスタジオPlotrick(プロトリック)が、開発中の新作オンラインパーティゲーム『Get Off My Trailer!(ゲット・オフ・マイ・トレーラー!)』の初公開映像を披露し、Steamストアページを開設した。
『Get Off My Trailer!』は、走行するトレーラーの上で車両を使い、最後まで持ちこたえなければならないオンラインマルチプレイ方式の物理ベース乱闘パーティゲームだ。公開された映像には、手すりのない危険極まりないトレーラー上でプレイヤーたちが激しくぶつかり合い、弾き飛ばされる、ひやりとしながらも愉快な場面が収められている。
先に乗った人が運転する、トレーラー上の争奪戦
プレイヤーは全員、車両のない状態でゲームを始める。先に自動車に到達してドアを開けた搭乗者が運転席を確保することになり、自分専用の車両という概念は存在しない。
マップ上の車両を自由に奪って乗り、疾走するトレーラーに上がった後、ラウンドが終了するまで持ちこたえることが勝利条件だ。走り続けるトレーラーには安全柵がないため、他のプレイヤーの強い衝撃や押し出し攻撃を受けると外へ落ちる危険が大きい。
ただしトレーラーから落ちても即座に脱落するわけではない。プレイヤーは立ち上がって周囲の別の車両を奪い、トレーラー上に再突入して対決を続けられる。
運転手は急ブレーキと急旋回で妨害工作
ラウンドごとに1人は、トレーラーを引くトラックの運転手になる。運転手は急ブレーキと急旋回を使ってトレーラー上のプレイヤーたちを揺さぶり、落とそうとする。制限時間内に誰も持ちこたえられなければ運転手の勝利となる。
1ラウンドは約5分で、4〜8人が一緒にプレイできる。友人たちと気軽に楽しむパーティゲームを志向しており、プレイヤーと運転手の役割が分かれて互いを妨害し合う面白さを活かした設計だ。
実際のトレーラー競技からインスピレーション
開発社によれば、ゲームは実際に開催されているトレーラー競技からインスピレーションを得た。
走行するトレーラーの上に自動車が乗り込んで場所を争う競技で、今年初めから米国の複数の競技場で行われているという説明だ。代表的な事例としては、ニューハンプシャー州ハドソン・スピードウェイの「King of the Hill」が挙げられた。
韓国のインディースタジオPlotrickが開発・13言語対応
Plotrickは韓国のインディーゲームスタジオで、『Get Off My Trailer!』を自ら開発しパブリッシングする。今回Steamページと初公開映像を披露した段階で、リリース日と価格はまだ決まっていない。
ゲームは韓国語と英語をはじめ、中国語(簡体字・繁体字)、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語(スペイン・中南米)、ポルトガル語(ブラジル)、ポーランド語、ロシア語、トルコ語の計13言語に対応している。開発社は今後対応言語を追加する計画だと明かした。
編集部コメント
「実在するトレーラー競技をそのままパーティゲームにした」という出発点は、シンプルで説得力がある。手すりのない走行中のトレーラー、奪い合う車両、急ブレーキで振り落とそうとする運転手という構図は、『Gang Beasts』や『Fall Guys』が切り拓いた物理ベースのパーティゲームの文法に、「乗り物」という新たな変数を持ち込んだものといえる。
落ちても脱落せず、別の車両を奪って再突入できるという設計は、物理乱闘ジャンルで起こりがちな「早期脱落による待ち時間」を避ける工夫として評価できる。ラウンドごとに運転手役が入れ替わる点も、追う側と逃げる側の緊張感を毎回変える仕掛けだ。リリース日と価格は未定だが、13言語対応という手厚いローカライズは、グローバルのパーティゲーム市場を視野に入れた判断だろう。続報を待ちたい。
「Get Off My Trailer!」関連情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| ゲーム名 | Get Off My Trailer!(ゲットオフマイトレーラー) |
| 開発会社 | フロートリック |
| パブリッシャー | フロートリック |
| ジャンル | オンラインパーティーゲーム |
| プラットフォーム | PC(スチーム)、Windows |
| プレイ人数 | オンラインマルチプレイ4〜8人 |
| ラウンドタイム | 約5分 |
| 発売日 | 未定(スチーム発売予定) |
| 価格 | 未定 |
| スチームページ | ショートカット |







