順天市が地域文化コンテンツ産業の競争力強化と企業間協力ネットワーク構築のために開催した「順天市アニウェブトゥーンクラスターネットワーキングデー」が、9月7日から8日までの2日間、順天市市民公益活動支援センターで盛況のうちに実施された。

企業優秀事例を共有、現場の声を聴く
イベントではアニウェブトゥーンクラスター入居企業の優秀事例発表を皮切りに、順天市文化コンテンツ産業の推進現況と今後の政策方向についての議論が続いた。
入居企業は実際の事業推進過程で得た経験と成果を共有し、これをもとに地域文化コンテンツ産業の持続的な成長に向けた多様な意見を提示した。
イベントに参加したLunosoft代表のキム・ボンナム氏は企業事例と現場経験を共有しながら、順天がアニメーションとウェブトゥーンに続いてゲーム産業まで共に成長させられる基盤を整えるべきだという趣旨の意見を提示した。
特に地域コンテンツ企業が持続的に成長するためには、個別ジャンルへの断片的な支援を超えて多様な分野の企業が相互に連結し協業できるエコシステムの造成が急務であるとし、そのために定例ミーティングの活性化と実質的なシナジーを生み出せる「融複合協業制作支援事業」の整備など多角的な協力方案を提案した。

2027年政策提案から相生協議体構成まで
今回のネットワーキングデーでは2027年順天市文化コンテンツ産業政策方向についての議論も行われた。続いて参加企業とともに文化コンテンツ産業発展のための意見を交わし、新規事業発掘と既存事業補完のための現場意見を聴取した。
チェ・シンチョル順天市戦略企画局長は、企業の現場の声を直接聞き、これを今後の文化コンテンツ産業政策と事業に反映することが今回のネットワーキングデーの重要な目的であるとの趣旨を強調した。
特に行政が一方的に事業を推進するよりも、実際に企業が事業を遂行する過程で感じる困難と必要な支援を直接聞き、これをもとに実効性のある政策を作っていくことが重要だという点に重きを置いた。
企業が現場で経験している困りごとを直接聞く時間も設けられた。順天市は企業の意見を今後の事業と政策に反映し、地域企業が実感できる支援体系を強化する計画だ。

地域IPと企業をつなぐコンテンツ産業エコシステムを目標に
順天市は今回のイベントを単なる企業間交流を超えて、地域文化コンテンツ産業の現場の意見を政策に反映する意思疎通の窓口として活用する計画だ。
特に順天を拠点とするゲーム企業とアニメーション・ウェブトゥーン企業が一堂に会して現場の意見を共有した点で、今後分野間の協業可能性も高まることが期待される。
順天市は今後企業間ネットワークを持続的に拡大し、地域コンテンツ企業の成長と外部企業の流入を共に導き出す一方、アニ・ウェブトゥーンIPをゲームと実感コンテンツへと拡張できる融合型コンテンツ産業基盤を整える計画だ。
編集部コメント
「アニメーションとウェブトゥーンに続いてゲーム産業まで共に成長させるべきだ」というLunosoft代表の発言は、本誌が繰り返し報じてきた『고냥이 마법사(Cat Butler)』を送り出したゲーム企業自身が、地域の文化コンテンツエコシステムの中でどう自らを位置づけているかを示す興味深い視点だ。ジャンルごとの縦割り支援ではなく分野横断的な協業エコシステムを求めるという提案は、単一ジャンル企業では突破しにくい構造的な課題への現場からの率直な問題提起として読める。
アニメーション・ウェブトゥーンという既存の強みを持つ地域が、ゲーム産業という新たな柱をどう育てていくか——順天市が掲げる「融合型コンテンツ産業基盤」がこうした現場の声をどこまで具体的な政策に落とし込めるか、今後の展開に注目したい。