日本のインディーゲーム開発者ANETTAIが、リラックスパズル探索ゲーム『ハコニワ電気(Hakoniwa Electric)』のSteamデモを韓国語対応に更新した。新規パズルも同時追加。現在SteamデモのユーザーレビューはI16件中100%が肯定的評価で「非常に好評」を維持している。正式版は2026年内リリース予定。
祖父の電気店を引き継いだ新米店長「アカリ」——ロボットのランピーとともに村の困りごとを解決する
主人公の「アカリ」は南国で休暇中の祖父に代わって電気店を任された新米店長だ。パートナーロボットの「ランピー」とともに店の扉を開き、季節が移り変わるなかで村の住民たちがもたらす様々な困りごとをひとつずつ解決していく。
単に電気製品を販売するお店経営ゲームではなく、村の各所を歩き回り住民の問題を解決するプロセスの中で物語が自然に展開する設計だ。各ステージをクリアするたびに更新されるアカリの「月次報告書」では、彼女が村で過ごすなかで感じた感情や日常の変化も確認できる。プレイヤーはこの記録を辿りながら、アカリが村で送る1年間の時間を少しずつ覗き込むような体験ができる。
ブレーカーを上げて、回路をつなぐ——プレッシャーゼロの電気パズル
ゲームプレイはシンプルで直感的だ。まずブレーカーパズルを解いて暗かったステージに電気を供給すると周囲が明るくなり、各所に置かれていた故障品が姿を現す。
プレイヤーはレコードプレーヤーやコーヒーメーカーなど多種多様な家電を調べ、内部に隠れたパズルを見つけて解決する。回路の断片を回転させて配線をつなぐなど、直感的な操作で問題を解きながら故障していた機器がふたたび動き始める瞬間の達成感を味わえる。
複雑な計算や反復的な試行錯誤を要求するのではなく、パズルをひとつずつ解くたびに感じる小さな成就感と穏やかさに集中した設計が本作の核心だ。現在のデモでは12種のミニチュアステージのうち最初の2ステージを体験できる。
手のひらの箱庭を覗くようなアイソメトリック3D——季節の変化が彩りを添える
本作最大の視覚的特徴は、手のひらに収まるような小さな箱庭を覗き込むイメージのアイソメトリック3Dビジュアルだ。ミニチュアの空間に自然に溶け込む季節の移ろいが、刺激的な演出なしにじわじわとした温かみと居心地の良さを醸し出す。
SteamのタグにはCute・Isometric・Cozy・Atmosphericが並ぶ。穏やかな色調と落ち着いたサウンドデザインが視覚と聴覚の両面からプレイヤーをゆっくりと休ませる空間を作り出している。
なお、開発社はSteamデモページのAI生成コンテンツ開示欄で、ゲームのローカライズ工程の一部にAIを活用したことを公表している。
「Cozy」の感性に誠実な1人開発者——Gematsu・Niche Gamerが注目
ANETTAIは日本で活動するインディーゲーム開発者で、自身を「Cozy感性と雰囲気ある体験を専門とする開発者」と紹介している。愛らしいミニチュア風3D世界観と負担のないゲームプレイの実現に軸を置いたその哲学が、『ハコニワ電気』にそのまま体現されている。本作はそのスタジオ初の商業プロジェクトだ。
2月の初公開以来、Gematsu・Niche Gamer・Digitally Downloadedなど海外ゲームメディアが継続的に取り上げ、6月のSteam Next Festデモ公開後は16件のレビュー全件が100%肯定評価を維持している。今回の韓国語追加アップデートは正式版リリースを前に多様な地域のユーザーへのアプローチを広げる動きとして読み取れる。
編集部コメント
「電気店の店長として村の困りごとを電気で解決する」というコンセプトは、ゲームという媒体の中で「修理する喜び」を真正面から扱った数少ない作品として際立っている。壊れた機器がふたたび動き始める瞬間の達成感は、コージーゲームが提供できる感情の中でも特別な種類の満足感だ。
アイソメトリック3Dのミニチュアビジュアルは映像映えという点でも優れており、SNSでの自然な拡散を促す条件が整っている。日本の1人開発者が初の商業作品でGematsuなど国際メディアへのリーチを達成した事実も、コンセプトの普遍的な訴求力を示している。2026年内の正式版リリースに向けてデモから触れてみる価値がある。
「ミニチュア電気(Hakoniwa Electric)」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | ANETTAI(日本、1人開発) |
| パブリッシャー | ANETTAI(自己公開) |
| ジャンル | カジュアル(リラックスパズル探検) |
| リリースプラットフォーム | PC(スチーム) |
| デモリリース日 | 2026年6月4日(スチームネクストフェスト連携公開) |
| 正式発売日 | 2026年内発売予定(正確な日付未定) |
| サポート言語 | 英語、日本語、中国語(簡体・繁体)、韓国語(新規追加) |
| 注意事項 | ゲームローカライゼーションコースの一部にAIを活用(開発会社公式通知) |
| デモユーザー評価 | 非常に肯定的(100%、16件) |
| スチームページ | ショートカット |








