K-インディー開発社Studio BBB Inc.(スタジオBBB、代表:イム・グォンヨン)は、感情を能力として活用する2Dパズルアドベンチャーゲーム『MONOWAVE(モノウェーブ)』のPC(Steam)とNintendo Switch版を9月17日に正式リリースすると発表した。Studio BBBと日本のインディーゲームパブリッシャーPhoenixが共同パブリッシングを担当する。PlayStation 5・Xbox Series X|S版も2026年内リリース予定。
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スクラッチアートを想起させるラインアート×ネオンカラー——感情ごとに変わる世界
本作のビジュアルはスクラッチアートを連想させるラインアートとネオンカラーを組み合わせた独特のアートスタイルを採用している。感情ごとに世界の雰囲気とビジュアルが変化し、オリジナルサウンドトラックが各感情に対応した音楽で空間を満たす。

チャプター1の無料体験版——「不安に侵食されたジャングル」を約1時間体験
Steamで現在配信中の無料体験版はチャプター1「갈팡질팡 정글(迷いのジャングル)」の約1時間分だ。不安に侵食された最初の世界を舞台に、感情ベースの核心メカニズムと最初のボス戦まで先行体験できる。

学生プロジェクトから3年——受賞の連鎖を経て正式版へ
イム・グォンヨン代表はこうコメントしている。「学生時代の小さなプロジェクトとして始めた『MONOWAVE』をチームメンバーとともに3年以上悩み続け磨いてきた。長い開発の末にリリース日を発表してついに世に送り出せることに深い感慨を覚える。今まさに第一歩を踏み出すスタジオBBBと『MONOWAVE』に多くのご支持とご声援をお願いしたい」

本作は学生プロジェクトとしてスタートし、2025年の경기ゲームオーディション優勝(賞金5,000万ウォン)を皮切りに、Taipei Game Show Indie Game Awardで「最優秀学生ゲーム賞」を受賞した。gamescom Award 2025「Games for Impact」部門・devcom Award「Creative Overkill」部門ノミネートと受賞の連鎖を経て正式版へと辿り着いた。
9月17日のリリース前には8月26〜29日のgamescom 2026「コリアインディーゲームショーケース」にも出展予定だ。

編集部コメント
「感情が能力になる」というゲームデザインのコンセプトは、一言で伝わる力を持っている。悲しいから溶けて隙間を通れる、怒っているから壁を蹴り上がれる——感情の特性をそのままゲームメカニクスに対応させる設計は、子供から大人まで直感的に理解できる言語として機能する。
学生プロジェクトから始まり、경기ゲームオーディション優勝・gamescomノミネート・Phoenixx(日本)との共同パブリッシングという軌跡は、K-インディーが段階的にグローバルへと足場を広げる好例として読める。日本語・英語含む10言語対応と、Nintendo Switchとの同時発売も、初の商業タイトルとしての本気度を示す布陣だ。9月17日のリリースに注目したい。