韓国の1人開発スタジオindigoblue(インディゴブルー・スタジオ)が開発中の公共機関潜入取材シミュレーション『영웅관리청 작전운영과(Bureau of Hero Affairs)』のSteamストアページと初公開トレーラーが公開された。2027年第1四半期のSteamリリースを目標に開発中で、日本語を含む5言語に対応予定。現在Steamウィッシュリスト登録が可能だ。
英雄管理庁に新入職員として潜り込んだ記者——20年前の爆発事故の真相を追う
舞台はヒーロー(강화인/強化人)たちを管理・配置する国家機関「英雄管理庁(영웅관리청)」。20年前に低所得者居住区域で起きた爆発事故の内部告発が再び表面化したことをきっかけに、プレイヤーは記者の身分を隠して英雄管理庁作戦運営課の新入職員として潜入就職する。表向きは模範的な公務員として業務をこなしながら、組織が隠蔽した事件の真実を内側から暴いていく。
裁判上の倫理的判断——規定を守るか、真実を追うか
プレイヤーの日常業務は強化人の派遣申請書を検討し、承認または差し戻すことだ。申請書に添付された写真と個人情報を確認し、予算・休暇状況・負傷の有無などを規定に照らし合わせて決裁しなければならない。繰り返しのミスは解雇につながるため、表向きは模範的な業務を続ける必要がある。
しかしこの決裁作業は単なる行政手続きにとどまらない。申請書を出した強化人たちはそれぞれ固有の事情を抱えており、規定をそのまま適用するか例外を認めるかを絶えず問いかけられる。
本当の調査は業務終了後に始まる。事務所各所に残るイントラネット・社内メッセンジャー・古いコンソールターミナルを探り、掲示板の記録を掘り起こし、端末に残された古いログを追跡して組織的に隠蔽された事件の糸口を探していく。すべての手がかりを集めて世に暴露するか、沈黙を選ぶかはプレイヤーの判断に委ねられている。
古いWindowsを連想させる2D事務環境——官僚制の閉塞感と緊張感が同居
本作はWindows旧OSベースの事務環境を思わせる2Dグラフィックスを採用した。書類とイントラネット、メッセンジャー、コンソールターミナルを行き来する日常的な業務を通じて、公共機関特有の息苦しい雰囲気とその裏に潜む緊張感を表現している。
SteamのジャンルタグにはディストピアSF・調査報道・社会批評などが並ぶ。華やかなスーパーヒーロー式のアクションではなく、官僚制の書類の山の中に隠された不都合な真実を追うプロセスがゲームの核心だ。
開発者はSteamページで一部のイラストの草案制作過程で生成AIを補助ツールとして活用したことを公開しており、実際のゲームに使用されたすべての成果物は開発者が直接検討・修正を経て完成させたとも明記している。
編集部コメント
「スーパーヒーローの管理局で書類を審査しながら20年前の陰謀を追う」という設定は、一行で引力がある。『Papers, Please』が国境審査に倫理的判断を重ねたように、本作は強化人の派遣申請という一見平凡な業務に、正義と規定の間の葛藤を埋め込んでいる。
スーパーヒーロー題材を「華やかな戦闘」ではなく「行政と報道」の視点で切り取るアプローチは、ジャンルの文法そのものへの批評として機能しうる。日本語対応も確定しており、2027年Q1のリリースに向けて今のうちにウィッシュリストに入れておく価値のある一本だ。
「英雄管理庁作戦運営課(Bureau of Hero Affairs)」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社/パブリッシャー | indigoblue (国内一人開発) |
| ジャンル | エアチューブ潜入取材シミュレーション/物語アドベンチャー |
| リリースプラットフォーム | PC(スチーム) |
| 発売予定 | 2027年第1四半期 |
| サポート言語 | 韓国語、英語、日本語、中国語簡体・繁体 |
| 価格 | 未定 |
| コアシステム | 派遣要請書決裁、イントラネット・メッセンジャー・ターミナルによる真実追跡 |
| コンテンツに関する注意事項 | 一部イメージ・イラストドラフト制作に生成型AI補助活用(開発者検収・修正荒れ、スチームページに公開) |
| スチーム評価 | 集計前(開発中) |
| スチームページ | ショートカット |





