イタリア・ボローニャのインディー開発スタジオKeya Labsと、ボードゲーム企業Tambùのゲーム部門Tambù Digitalが、アクションローグライク『Soul Merger(ソウル・マージャー)』を発表した。ゲームプレイトレーラーの公開と同時にSteamページもオープン。公開翌日にはイタリアのGamezillaとドイツ語圏のYouGameなど欧州の複数のゲームメディアに取り上げられた。年内のSteamアーリーアクセス開始を目標に開発が進んでいる。
強力なネクロマンサーとして戦場を直接駆け回る——プレイヤーが動かすオートバトラー
既存のオートバトラーはユニットが自動戦闘する間プレイヤーは盤外から編成を管理するだけだが、本作は異なる設計だ。召喚した魂が自動で敵と交戦している間、プレイヤーはネクロマンサーを直接操作して戦場を自由に動き回り、強力な呪文を発動し特殊能力を使う。
敵の攻撃を回避し最適なポジションを確保するなど、素早い判断と戦略的な動きが求められる。毎戦闘ごとにアクションと戦術が組み合わさる没入感のある体験を提供する設計だ。
魂の融合が軍団を進化させる——「呪われた融合」という高リスク高リターンの賭け
ゲームの核心システムは「魂の融合(Soul Merge)」だ。遠征中に獲得した戦士の魂を集め、同じユニット同士を融合させることでより強力な形態へと進化させ、新たな能力と戦闘ロールが解放される。
さらに「呪われた融合(Cursed Merge)」も用意されている。結果の予測が難しいハイリスクな融合だが、成功すれば戦況を一気に覆すほどの強力なユニットを獲得できる。
登場するすべての魂は歴史と神話の伝説的な戦士をモチーフに制作されており、それぞれ固有能力とランダム特性を持つ。同じユニットでもプレイのたびに異なる役割を果たすことがあり、変化する特性に合わせて新たな組み合わせとシナジーを探す必要がある。遠征を終えてキャンプに戻ると建物を建設し、ユニットを訓練して各種アップグレードを解放できる。生存者たちとの交流が世界観の深みを加える。
カラフルなピクセルアートとユーモアで包んだダーク・ネクロマンシー
本作は鮮やかなピクセルアートと飄々としたユーモアでネクロマンサーとアンデッドの世界を軽快に表現した。ともすれば暗くなりがちな題材を明るいトーンで包みながらも、戦略性と成長の楽しさはしっかりと保っている。
収集可能な魂30種以上、多彩なバイオームで構成されたエリア100以上、各種の敵遭遇イベント、そしてエンドレスで挑戦し続けられるサバイバルモードが繰り返しプレイの動機を支える予定だ。
ボードゲーム会社のゲーム部門×1人インディースタジオ——珍しい組み合わせのデビュー作
Keya Labsは2025年にイタリアで設立された新生インディースタジオで、1人開発体制を基本とし「独創的なゲームプレイアイデアを個性あふれる作品として実現する」を核心価値として掲げる。『Soul Merger』はスタジオ初のプロジェクトだ。
パブリッシングのTambù Digitalは2018年設立のイタリア企業Tambùのゲーム事業部。親会社はボードゲームとゲーミフィケーション分野で活動してきたノウハウを持っており、Tambù Digitalは「戦略性とストーリーテリングを組み合わせた個性的なインディーゲームを送り出す」ことに注力している。
編集部コメント
「オートバトラー」というジャンルの中でプレイヤーが直接動く設計は、「見守る」体験から「参加する」体験への転換として読める。魂の融合という成長軸と呪われた融合という賭けの設計が組み合わさることで、ローグライトとオートバトラーの組み合わせに戦略的なギャンブルの要素が加わっている。
ボードゲーム会社の知見と1人インディー開発者の組み合わせという珍しいパートナーシップも、作品への期待値を高める要素だ。年内のアーリーアクセス開始に向けてウィッシュリストに入れておく価値のある一本だ。
「Soul Merger」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Keya Labs (イタリア・ボローニャ、2025年設立) |
| パブリッシャー | Tambù Digital |
| ジャンル | アクションログライト/マージ型オートバトラー |
| リリースプラットフォーム | PC(スチーム) |
| 早期アクセス発売予定 | 2026年内(未定) |
| 公開日 | 2026年8月3日 |
| コンテンツ規模 | 収集可能魂30種以上、領土100以上 |
| モード | ストーリー遠征モード、エンドレスサバイバルモード |
| スチーム評価 | 集計前(公開段階) |
| 公式チャンネル | X、Instagram、Reddit、TikTok |
| スチームページ | ショートカット |





