ベルギーの2人組インディー開発者Adam Pype(アダム・パイプ)とTies Groen(ティス・フルーン)が共同開発する残酷ホラースリラー『SKINFACE(スキンフェイス)』の正式リリース日が2026年下半期と確定した。新トレーラーも公開され、gamescom 2026インディーアリーナブース(ホール10.2)でも試遊可能。現在無料デモをSteamで配信中で、86件中98%が「非常に好評」を記録している。
顔のない殺し屋として、他人のパーツを組み合わせてターゲットの友人に成り済ます
顔のない殺し屋となり、ターゲットが厳重に守られたアパートへの侵入を命じられる。ただし正面から突破はできない。通行人から顔のパーツを奪い、組み合わせてターゲットが信頼している知人の顔を作り上げ、「顔見知り」として迷いなく扉を開けさせることが本作の核心だ。
完成した顔でターゲットを騙し信頼を勝ち取ってアパートに入った瞬間、暗殺の最終段階が始まる。警察の巡回を避けながら身を潜め、周囲を探索してターゲットが自ら扉を開ける状況を作り出す必要がある。
ソ連時代のブルータリスト集合住宅——暗く荒涼とした舞台
舞台はソ連時代を思わせるブルータリズム様式のアパート団地だ。単に標的を排除するだけでなく、周囲の環境と人物の行動パターンを読みながらアパート内部へのアクセスを確立するプロセス自体がゲームの核心的な楽しさだ。
低解像度のPSXスタイルのローポリグラフィックスが、グロテスクで不穏な雰囲気を強調する。
顔のパーツを組み合わせるカスタマイズが独自性——ゲームの随所に潜む顔のパーツを確保せよ
ゲームの独自性は顔のパーツを自由に組み合わせるカスタマイズ要素にある。アパート各所の暗がりを探索して顔のパーツを確保し、ターゲットが信頼する人物の顔を完成させる過程が潜入の布石となる。
異なる顔の要素を組み合わせる過程は単なる潜入手段を超え、本作独自の奇怪なカスタマイズ体験として機能している。
『No Players Online』・SPOOKWARE開発者のゲームジャム協業——正式商業作に発展
本作は2026年のGlobal Game Jam(グローバルゲームジャム)でAdam PyeとTies Groenが初めて共同制作したプロトタイプから出発した。Adam Pyeは実験的コンセプトと独特の演出で知られる『No Players Online』『SPOOKWARE』の開発者で、長年の協力者であるサウンドデザイナーViktor Krausとも継続的に活動している。Ties Groenは喪失・未知の恐怖・自己認識をテーマにした独特のビジュアルスタイルで知られ、『Town to City』『Station to Station』などを手がけてきた。両名とも『No Players Online』の制作に関わった縁を持つ。
itch.ioのゲームジャムプロトタイプへの予想外の熱い反響を受けて、正式タイトルへの開発規模を拡大した経緯だ。
編集部コメント
「他人の顔のパーツを組み合わせてターゲットの知人に成り済ます」というコンセプトは、ステルスゲームの「偽装」という本質をグロテスクに文字通り実装した設計として機能している。PSXスタイルのローポリビジュアルが「顔のパーツ」というホラー的な素材と組み合わさることで、不快感と好奇心が同時に生まれる——これが本作の引力だ。
『No Players Online』という実験的ホラーの実績を持つ開発者が手がけているという文脈は、本作が「奇抜なコンセプトのインディーホラー」を超えた体験を届けるという期待の根拠になる。デモ98%という評価がその予感を裏付けている。gamescom 2026での試遊とその後の正式版評価に注目したい。
「スキンフェイス(SKINFACE)」関連情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Adam Pype, Ties Groen |
| パブリッシャー | Adam Pype, Ties Groen |
| ジャンル | ステルス、アクション、ホラー、スリラー |
| プラットフォーム | PC(スチーム) |
| 人員 | シングルプレイヤー |
| プレイタイム | 約2~3時間(完走基準、コンプリート時以上) |
| 発売日 | 2026年下半期予定(無料デモ現在公開中) |
| 反応/評価 | デモ基準スチームレビュー非常に肯定的(98%、86件)、海外ホラーメディアで好評 |
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