イタリアのゲームスタジオStudio Cimosa(DESTINYbitのサブレーベル)が、協力カンニングシミュレーター『Finals Week(ファイナルズ・ウィーク)』を発表した。発表直後からSNSで話題を集めており、2026年下半期にPC(Steam)での正式リリースを予定している。現在Steamページが公開されウィッシュリスト登録受付中だ。
「勉強はゼロ、知恵と仲間だけで期末試験を突破せよ」
まったく勉強していない状態で期末試験を迎えた学生となり、最大6人の仲間と協力して監督官の目をかいくぐりながらカンニングで試験を突破するゲームだ。
監督官は教室の隅々まで巡回し、学生のひそひそ声にまで耳をそばだてる。プレイヤーたちはこの厳重な監視をくぐり抜けながら、知恵と協力だけで正答を確保し、仲間と共有しなければならない。
90年代アナログ装備で戦うカンニング作戦——友人の顔に答えを書くことも
本作最大の個性は90年代感性の道具立てだ。無線機・旧型携帯・双眼鏡を駆使して答えが隠された教科書を捜索したり、優等生の解答用紙から答えを盗み出したりする大胆なプレイが要求される。
情報共有の方法も奇想天外だ。各種物品を使ったサインのやり取りはもちろん、切羽詰まった場面では仲間の顔を黒板代わりに答えを書き殴るというコミカルな演出も待っている。
カンニングが発覚した場合は各種罰則アイテムを装着させられる。その中には「恥辱の円錐(Cone of Shame)」——ペット用エリザベスカラーを思わせるアイテム——も含まれており、ゲーム特有のユーモラスな雰囲気を盛り上げる仕掛けだ。
大学生の60%以上がカンニング経験あり——実際の調査が発想の起点
開発チームによれば、国際学術倫理センター(International Center for Academic Integrity)の調査で「大学生の60%以上が試験でのカンニング経験を認めた」という結果が本作のアイデアに影響を与えたという。誰もが心の奥に持つ「あの時もし……」という感覚をゲームにした設計だ。
DESTINYbitのサブレーベル——実験的でユーモラスな作品を追求
Studio CimosaはDESTINYbitが設立した実験的・軽快なゲームを専門に手がけるサブレーベルだ。固定したジャンルの文法や重厚なシミュレーションから離れ、ユーモアと独自のアイデアを前面に出した作品作りが特徴で、『Finals Week』もそのカラーを体現している。
編集部コメント
「カンニング」という普遍的な学生体験を最大6人協力ゲームに変換したコンセプトは、トレーラー公開と同時にSNSでバイラルになるほどの即効性を持っていた。誰もが経験したことがある(あるいは想像したことがある)状況という共感の土台が、国境を超えた話題性を生んでいる。
90年代の無線機や旧型携帯というアナログ道具立ては、懐かしさとコメディ的な不便さを同時に演出する選択として機能している。問題はコンテンツの深さだ。コンセプトの面白さが実際の繰り返しプレイに耐えられるゲームプレイとして成立しているかどうかが、正式版での評価の分水嶺になる。価格や詳細なゲームメカニクスはまだ未公開で、今後の情報公開を待ちたい。
「ファイナルウィーク」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Studio Cimosa (イタリア、DESTINYbit傘下のサブラベル) |
| パブリッシャー | Studio Cimosa |
| ジャンル | 協力アクション、ステルス、コメディ、アドベンチャー |
| プラットフォーム | PC(スチーム) |
| 発売日 | 2026年下半期中予定(具体的日程未定) |
| 言語 | 英語 |
| 反応/評価 | 正式レビューなし(発表直後)、ソーシャルメディアおよび海外メディアで話題性熱い |
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