釜山広域市・釜山情報産業振興院・BIC組織委が主催する「釜山インディーコネクトフェスティバル2026(BIC Festival 2026)」のアワーズ授賞式が、8月16日にBEXCO第1展示場2ホールのメインステージで成功裏に閉幕した。57カ国856作品の応募の中から選ばれた一般部門・ルーキー部門の計20作品が受賞の栄誉を手にした。受賞作を含む全展示作は8月28日まで公式サイト(bicfest.org)にてオンライン展示が継続される。

最高賞受賞作
| 部門 | 賞 | タイトル | 開発社 | 賞金・特典 |
|---|---|---|---|---|
| 一般部門 | グランプリ | GARBAGE COUNTRY | Noio | 賞金1,000万ウォン+翌年無料ブース |
| ルーキー部門 | ライジングスター | Yūrei | Team Yūrei | 賞金500万ウォン+翌年無料ブース |
| 一般部門 | 審査委員賞 | Tokatonton: One-Armed Blacksmith | セモゲームズ | 賞金500万ウォン+翌年無料ブース |
| ルーキー部門 | 審査委員賞 | UpBRELLA | アブリュ | 翌年無料ブース |
部門別全受賞作一覧
一般部門
| カテゴリ | タイトル | 開発社 |
|---|---|---|
| ソーシャルインパクト | 봄이 돌아온 학교 | 초록우산 |
| オーディオ | Witch’s Lounge | 월상 스튜디오 |
| カジュアル | 캣 스퀴즈 | 마오워작업실 |
| アクション | 세븐트라이얼스 | NewCore Games |
| ナラティブ | 레아, 라스, 샘슨과 아이비. 그들의 1년 | Idun Studio |
| 実験性 | 보존계 | 株式会社半地下ゲームズ |
| ゲームデザイン | 네크로스위퍼 | スタジオ안 |
| アート | Finding Polka | lidlocks |
| 審査委員賞 | Tokatonton: One-Armed Blacksmith | セモゲームズ |
ルーキー部門
| カテゴリ | タイトル | 開発社 |
|---|---|---|
| ソーシャルインパクト | 랩틸리언을 국회로! | MyTrix |
| オーディオ | Yūrei | Team Yūrei |
| カジュアル | Choozle! | 별무리 |
| アクション | 아말감 | 트리플킬 인터랙티브 |
| ナラティブ | 이 세계 증후군 | (이)세계 연구소 |
| 実験性 | 폴더 탈출 | 팀 크럭스 |
| ゲームデザイン | Soom | Smallboots |
| アート | Soom | Smallboots |
| 審査委員賞 | UpBRELLA | 아블유 |
今年の新設特典——翌年無料ブースで継続的な成長を支援
今年のBICアワーズは開発者の創作意欲を鼓舞し、後続成長を促すため、部門別賞金に加えて「翌年度無料ブース参加権」を新設した。すべての受賞作には受賞メダルと公式デジタルエンブレムが授与される。
各コメント
주성필BIC組織委委員長はこう述べた。「856作品の中から良いゲームを発掘してくれた審査委員団に感謝する。今年新設された賞金とブース支援が開発者たちの成長に実質的な足がかりとなることを願い、今後も創作者のための支援策を継続して発掘していく」
이정엽審査分科委員長はこう語った。「完成度の高い出品作が多く、深く考え抜いた末に審査を終えた。受賞の有無を超えてすべての創作者がBICで交流し経験を積んで一段階飛躍するきっかけになることを願う」

編集部コメント
グランプリの『GARBAGE COUNTRY』を手がけたNoioは、本誌でもBIC 2026の注目作のひとつとして取り上げてきた作品だ。ルーキー部門ライジングスターの『Yūrei』は日本語タイトルが示す通り日本の霊にまつわるテーマを扱う学生チームの作品で、オーディオ賞との二冠という結果は、ゲームの音響設計が審査委員に強く印象づけた証だろう。
注目すべきはアート賞を受賞した『Finding Polka』(lidlocks)だ。本誌で8月12日に取り上げたばかりの日本の1人開発者・熊澤真之介の作品が、BICのアート部門で認められたことは、K-インディーのイベントが日本のインディーゲームに対しても開かれた評価の場として機能していることを示している。
Smallbootsの『Soom』がゲームデザイン・アートの2部門を制した点、半地下ゲームズの『보존계』がGoogle Play賞1位に続いてBIC実験性賞も受賞した点も、今年のK-インディーシーンのキーパーソンとして記憶されるべき名前だ。