1人開発スタジオHuntin’ Buddies Wildlife Managementが手がける1〜4人協力コメディホラーサバイバル脱出ゲーム『Huntin’ Buddies(ハンティン・バディーズ)』が7月24日にSteamへ正式リリースされた。価格は$7.99で、リリース後2週間20%割引を実施中。デモ版は引き続きSteamで無料プレイが可能。
ハンターが狩られる——禁止された国立公園で15夜を生き延びる
立入禁止の国立公園を舞台に、ハンターたちの生存を描く協力ゲームだ。プレイヤーは平凡な狩猟契約をこなしに公園へ入るが、時間が経つにつれて自分たちが追われる側へと立場が逆転していく。
基本的な目標はシンプルだ。ペイジャーで毎晩契約を受け、公園へ向かい、指定した動物を狩って死体をトラックまで運び、指定された重量ノルマを満たして無事脱出すれば報酬を得られる。しかし公園の野生動物は一筋縄ではいかない。シカの目が左右同じ方向に付いていたり、ヤギがラテン語を話したりと、どこかおかしな姿をしている。
特に公園に長く留まるほど、プレイヤーを狩りにくる正体不明の存在が出現し始め、緊張感が高まる。死体を無理に引っ張ると、そのまま爆発するという荒唐無稽な物理演出も、本作のコメディ要素を底上げする。
3つの狩猟場×15夜の協力サバイバル——ドロップイン対応マルチプレイ
ゲームはパインバレー・グレンジャーファーム・ブラックマイア湿地の3つの狩猟場と、徐々に危険度が増す15夜で構成される。ソロプレイも可能だが最大4人での協力プレイに焦点を当てた設計で、ドロップイン方式のマルチプレイ・音声チャット・プレイヤー間で共有される契約進行状況をサポートしている。
弾薬が限られたワンショットキルシステムと物理ベースの死体運搬システムが組み合わさることで、単純な狩猟ゲームとは異なる独特の面白さが生まれる。友人と役割を分担して狩りをこなし死体を運ぶ過程で、様々な予期せぬ状況が発生するのが本作の楽しさの核心だ。
1980年代の国立公園——平凡な外見の中に潜む不吉さ
背景は1980年代風のレトロな感性が漂う国立公園だ。最初は平凡な狩猟シミュレーションに見えるが、進めるにつれて周囲の環境と野生動物の様子が少しずつ奇妙な雰囲気へと変わり、心理的な恐怖へと変容していく。
左右非対称のシカの目やラテン語を話すヤギなど、やや奇怪な野生動物が直接的な恐怖演出とは異なる不快感を醸し出す。荒唐無稽な状況とユーモアを随所に配置することで、恐怖とコメディが共存する独特の雰囲気を実現した点が本作の特徴だ。
コミュニティのフィードバックを継続的に反映してきた1人開発者
Huntin’ Buddiesという名称で活動する1人開発者は、数ヶ月にわたってプレイテストとコミュニティフィードバックを実施してきた。正式リリース前もSteamコミュニティを通じてユーザーの意見をもとに音声入力の修正・マルチプレイの安定性向上・ゲームバランス調整などの更新を続けた。
開発者はコミュニティへの告知で「1人開発ゲームにとって、ユーザーからのSteamレビューひとつひとつが大きな力になります」と述べ、積極的なフィードバックへの参加を呼びかけている。
デモは好評、正式版は初期から評価が分かれる——これから本番
デモ版は累計87件のレビューのうち73%が肯定的で「概ねポジティブ」を記録し、直近30日では78%まで上昇した。一方、正式リリース直後の現時点では本編のSteamレビューが12件中58%の肯定評価で「複合的」となっている。リリース初期でまだレビュー数が少ないため、今後のユーザー評価次第で状況が変わる可能性もある。
実際のユーザーの声としては、モンスターの登場演出が想定以上に怖くて面白いという評価と、一部の細かい要素にはさらなる改善が必要という意見が混在している。
編集部コメント
「ハンターが狩られる側になる」というシンプルな役割逆転は、エクストラクション系ホラーの緊張感に笑いを組み込む設計として理にかなっている。ラテン語を話すヤギという一行だけで本作の温度感が伝わるのは、コンセプトの明快さの表れだ。
デモ73%・正式版58%という乖離は、デモで体験できる部分の完成度に対して正式版のコンテンツ全体に対する期待値のギャップを反映しているとも読める。1人開発として継続的なアップデートへの姿勢を明確に示している点は好感が持てる。$7.99という価格帯は友人グループで試すには手頃で、今後のレビュー積み上がりを見てから判断するのも一つの選択肢だ。
「ハンティン・バーディス」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社/パブリッシャー | Huntin’ Buddies Wildlife Management(1人開発) |
| ジャンル | 協働抽出/コメディホラー |
| リリースプラットフォーム | PC(スチーム) |
| 正式発売日 | 2026年7月24日 |
| 価格 | $7.99 / £7.15 / €8.15 (発売後2週間で20%割引) |
| 最大人数 | オンライン協働最大4人 |
| コンテンツ構成 | 狩り場3ヶ所(パインバレー、グレンジャーファーム、ブラックマイヤー湿地)、15日夜 |
| スチーム評価(正式) | 複合(58%、12件) |
| スチーム評価(デモ) | 概して肯定的(73%、87件) |
| 公式チャンネル | Discord |
| スチームページ | ショートカット |







