ロサンゼルスの新生スタジオBladework Games(ブレードワーク・ゲームズ)が、デビュー作『Marked for Mayhem(マークド・フォー・メイヘム)』をPC Gaming Show Tokyo Directを通じて世界初公開した。
『Marked for Mayhem』は4人協力を基盤にしたアクションダンジョンランナーだ。プレイヤーたちは同じ任務を共に遂行しながらも、互いのスコアを奪い合い妨害し、たった1人の1位の座を巡って競争することになる。協力と競争を組み合わせた独特なゲーム構造が特徴だ。
初公開トレーラーでは鮮やかな色彩と個性あるキャラクターデザインが確認できる。ゲームはまだ開発段階で、Steamページでは2027年リリース予定と案内されている。
崩壊した次元世界ガルスで繰り広げられるサバイバルショー
『Marked for Mayhem』の舞台は複数の次元が混ざり合い崩壊した世界「ガルス(Galus)」だ。
ガルスの強力な組織「HAVEN(ヘイヴン)」は、次元崩壊の混乱を新たな娯楽として作り上げた。ライバル関係にある「オペレーター(Operator)」たちが粉々に散らばった次元を渡り歩きながらガルスの脅威的な敵と戦う、一種のサバイバルショーだ。
プレイヤーは同じ任務を遂行する仲間であると同時に競争相手になる。モンスターとボスを倒しメダルを獲得しながらリーダーボードの順位を上げなければならず、最終的に最も高いスコアを記録したプレイヤーが頂点に立つ。
つまり、ミッションは共に遂行するが栄光は1人だけが手にするという構造が、ゲームの核心的な楽しさというわけだ。
メダル競争・オンザフライビルド、そして「ディスラプター」妨害工作
ミッションでは敵を倒すことだけでなく、多様な競争型イベントを通じてメダルを獲得できる。アリーナゲーム・マインドスペースチャレンジ・トラバーサルタイムトライアルなど複数のアクティビティを遂行しながら、リアルタイムでプレイヤー間の順位が決まる。
プレイヤーはミッション開始時に武器を選択した後、進行過程で獲得する能力とモディファイアを組み合わせてその場で自分だけのビルドを作り上げていく。状況に応じて能力を組み合わせながら、各自異なる戦闘スタイルを構築できる。
特に目を引く要素が「ディスラプター(Disruptor)」だ。ディスラプター能力は一般的な敵に対処するのに使えるだけでなく、競争相手であるオペレーターを直接狙うことも可能だ。相手のスコアを奪ったり順位を揺さぶったりできるため、協力プレイに競争要素を加える仕掛けとなっている。
ボス戦でも単に力を合わせてボスを倒すだけに留まらない。ボスの能力を利用して競争相手を牽制するなど、戦闘過程でもプレイヤー同士の競争が続く。
業界ベテランが集まったBladework Gamesの初挑戦
Bladework Gamesは『Marked for Mayhem』をデビュー作として披露する新生スタジオだ。しかし開発陣は多様な大型ゲームプロジェクトに参加してきた業界ベテランで構成されている。
開発陣は『Heroes of the Storm』『WildStar』『Guild Wars 2』『Skylanders』『World of Warcraft』『Star Wars: The Old Republic』など複数の作品の開発経験を持つ。Ubisoft・Disney・Tencent・Sony・Activision Blizzardなど主要ゲーム企業出身の人材も参加している。
スタジオは慣れ親しんだ方式から離れ、見慣れない大胆なゲームを作ることを目標に掲げている。それぞれの作品を新たな挑戦として捉え、新しいジャンルを定義できるゲームを作るという方向性も示した。
ベータ申請受付中、正式リリース後もコンテンツ拡張へ
Bladework Gamesは正式リリース以降もコミュニティとともにオンラインマルチプレイコンテンツを継続的に拡張していく計画だ。アップデートを通じて新たな敵、バイオーム、武器、ディスラプターなどが追加される予定だ。
現在は限定人数を対象にした非公開ベータテストの参加申請を受け付けている。ゲームはSteamとEpic Games Storeでウィッシュリスト登録が可能だ。
正確なリリース日は公開されておらず、Steamページには2027年リリース予定とのみ表記されている。
編集部コメント
「同じミッションを共に遂行しながら互いのスコアを奪い合う」という設計は、協力ゲームの安心感と競争ゲームの緊張感という本来相反する二つの感情を意図的に同居させる試みだ。「ディスラプター」というシステムが一般的な敵への対処と競争相手への妨害という二重の用途を持つ点は、単なる「協力しつつ裏切る」という発想を超えて、常にどちらの選択肢も選べる状態をプレイヤーに強いる巧みな設計といえる。
『Heroes of the Storm』『WildStar』『Guild Wars 2』というマルチプレイの名作を手がけてきた開発陣が、大手スタジオという枠組みを離れて挑む最初のプロジェクトだという点は、業界的にも注目に値する。「協力と裏切りが絡み合う独特な競争システム」が実際のベータテストでどう機能するか、2027年のリリースに向けて動向を追いたい。
‘マーク・フォー・メイヘム(Marked for Mayhem) ‘関連情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Bladework Games |
| パブリッシャー | Bladework Games |
| ジャンル | アクション、アクションログライク、ダンジョンクローラ、マルチプレイ(PvP/PvE) |
| プラットフォーム | PC(Steam, Epic Games Store) |
| 発売日 | 2027年(正確な日程未定、非公開ベータ申請受付中) |
| 反応/評価 | 発売前にスチームユーザーレビュー未集計 |
| スチームページ | ショートカット |











