韓国インディー開発チームLaputa Games(라퓨타 게임즈)が、インターネット配信シミュレーション×ホラーアドベンチャー『고독방송:심(heXtreaming: Deep)』を8月14日午後4時(KST)にSteamで正式リリースした。Tumblebukクラウドファンディングを経て、Steam前日までにウィッシュリスト2万件を突破。前作『고독방송(heXtreaming)』の大成功——Tumblebuk目標額を14日間で500%超達成・STOVE推薦率91%——を受けた続編だ。
廃ウォーターパークで孤独な生配信——「귀신은 없다」が覆されるとき
「대한민국5대 폐가」として悪名高い廃ウォーターパークが舞台だ。主人公のストリーマー「スジ」は恐れ知らずの性格を押し出したコンテンツのため、危険な廃施設に乗り込んで生配信を始める。視聴者からのチャットとミッション、ドネーションに応えながら放送を続けるうちに、施設から脱出できないことに気づき始める。
そして決定的な転換——チャットウィンドウの「向こう側」の存在が、生きている人間ではなかったと気づく瞬間が本作の最大の恐怖の核心だ。
チャット・ドネーション・ミッションが「恐怖システム」として機能する
本作の独自性は、インターネット配信の要素をゲームメカニクスに直接転換した設計にある。
リアルタイムチャット演出が画面に流れ続け、視聴者の「反応」がミッションとして提示される。ドネーションは単なる演出ではなく、自動販売機など施設の一部を利用するための実際のゲーム内通貨として機能する。ミッションをこなしながら謎を解き、怪現象が激化するにつれて「配信」という構造そのものが恐怖の舞台へと変質していく。
コミカルな隠れ方を強いられる場面など、恐怖の中にブラックコメディを差し込む前作の特徴も本作で継承されている。
前作からの進化——自由な衣装変更と世界観の拡張
前作との最大の差分はコスチュームシステムだ。前作では物語の進行に応じて服装が固定されていたが、本作ではアイテム画面からいつでも自由に変更できるようになった。場所によって特定の衣装が有利になる設計が加わり、衣装選択が戦略的な要素として機能する。
前作主人公「ユナ」が廃病院を脱出する物語から世界観を継承しつつ、今作では「スジ」という新たな主人公と廃ウォーターパークという新たな舞台で物語を展開。キャラクターと世界観を着実に積み上げるシリーズ展開の意図が伝わってくる。
Tumblebuk500%超・STOVE 91%推薦——前作が証明した市場の反応
Laputa Gamesは前作において、30日予定のTumblebukキャンペーンの目標金額を14日間で500%以上超過達成するという成果を叩き出した。STOVE(スマイルゲート系ゲームプラットフォーム)での配信でも利用者推薦率91%を記録しており、今回のSteam展開はそのファンダムを国際市場へと広げる意図を持つ。
編集部コメント
「チャットウィンドウの向こうが生きている人間ではない」という恐怖の設計は、配信プラットフォームとそのユーザー文化に対する深い理解から生まれている。リアルタイム配信という「現実感」の装置を恐怖の最前線に置く発想は、現代のホラーゲームが探索し続けている「日常の文法を崩す」手法の鮮やかな実例だ。
前作のTumblebuk500%達成という数字は、このコンセプトが韓国のZ世代・α世代ゲーマー層に強く刺さることを証明していた。今作でのSteam展開が日本語含む多言語対応と合わさって、その訴求力がグローバルにどこまで広がるかが注目点だ。
「孤独放送:シム(heXtreaming Deep)」関連情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | ラピュタゲームズ (Laputa Games) |
| パブリッシャー | ラピュタゲームズ(自社公開) |
| ジャンル | 2Dホラーアドベンチャー |
| プラットフォーム | PC(スチーム) |
| 発売日 | 2026年8月14日 |
| 言語 | 韓国語、英語、日本語、中国語(簡体・繁体) |
| 前作 | 孤独放送(heXtreaming、2025年8月発売、ストーブ強力おすすめ91%) |
| 事前反応 | スチームウィッシュリスト2万件突破、タンブルバッククラウドファンディング進行 |
| 反応/評価 | 発売4日目でスチームユーザーレビュー数値未確定 |
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