チェコ・ズリーンのインディースタジオpolyperfectが開発し、indie.ioがパブリッシングする石器時代部族サバイバルゲーム『Polylithic(ポリリシック)』が2026年8月25日、3年間・50回以上のアップデートを経てv1.0正式版としてSteamに配信された。本誌でも7月24日に発表記事として紹介した本作が、アーリーアクセス期間を経て最大規模のコンテンツ追加と大型最適化を携えてついに正式版に到達した。価格は$14.99でリリース記念35%割引中。
v1.0最大の追加内容——犬・ハイエナのペット、敵対部族、BBC風カットシン、全身カスタマイズ
v1.0は開発史上最大規模のコンテンツ更新を一度に届ける。
犬とハイエナのどちらかを選んで入養できるペットシステム、拠点を脅かす敵対部族と新規ボスのマンモス、「性格が悪い」と開発者が表現する新たな野牛が登場。全身キャラクタカスタマイズシステム、プロシージャル生成レシピの料理ミニゲーム、2日に1度開催される部族舞踏会も実装された。
さらにBBC自然ドキュメンタリー風ナレーションのカットシン、改善されたAI、新武器、そして大規模な最適化作業が同時に適用された。
「なぜ先史時代はいつも茶色なのか」——カラフルなローポリで問い直す
本作が一貫して掲げる問いは「先史時代を描いたゲームはなぜ常に土色・茶色一色なのか」だ。スタイライズドでカラフルなローポリビジュアルは、史実的な先史時代の再現よりも、明るくコミカルな感性を選択した設計思想の表れだ。
BBC風カットシンの追加は、ドキュメンタリー的な真剣な雰囲気とゲーム特有のユーモアと予測不能な状況を組み合わせる試みとして、本作の独自性をさらに際立たせる。
アーリーアクセス3年間の「複合的評価」——1.0で反転を目指す
アーリーアクセス期間中のSteam全体評価は約70%肯定の「複合的」に留まってきた。コミュニティではカラフルなビジュアルと高いポテンシャルを評価する声がある一方、完成度への指摘が続いた。
開発者自身もコミュニティ告知で「現在のバージョンは目標とする完成形とはまだ距離がある」と率直に認め、1.0アップデートを待つよう呼びかけていた。今回のv1.0がその積み上げの総決算として、これまでの評価を覆せるかどうかが最大の注目点だ。
polyperfectプロデューサー兼アートディレクターのPavel Novákはこう語っている。「Polylithic 1.0は最初に構想していたものとは違うが、良い方向に変化した結果です。アーリーアクセスとコミュニティがゲームを完全に変えてしまいました。混沌の中でも笑いを誘う体験を作りたいという目標に気づくことができました」
編集部コメント
「先史時代ゲームはなぜ茶色いのか」というシンプルな問いが、ローポリ×カラフルという視覚的な差別化を生み出し、それがBBC風カットシンという演出の個性と結びついている——本作の完成形はこの一貫した哲学の上に成り立っている。
アーリーアクセス「複合的」からv1.0での評価回復という物語は、3年・50回のアップデートを経た開発チームの誠実な取り組みとして記憶されるべきだ。日本語対応・オンライン10人協力・35%割引という条件が揃ったタイミングが、初めて触れるのに最もいい機会かもしれない。
「ポリリティック」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Polyperfect(チェコ共和国) |
| パブリッシャー | indie.io |
| ジャンル | サバイバル、オープンワールド、コロニーシミュレーション、アドベンチャー |
| プラットフォーム | PC(Steam、indie.ioストア) |
| 発売日 | 2026年8月25日(1.0正式発売、早期アクセス開始は2023年11月9日) |
| 価格 | $14.99 (発売記念35%割引) |
| 言語 | 英語、チェコ語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、中国語、日本語 |
| 反応/評価 | 早期アクセス期間スチーム「複合的」評価(約70%前後肯定) |
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