- 1人開発者gunzee2初の商業発売、9月10日無料デモ公開
- ダンジョンクローラへのオートバトルとロジックベースのビジュアルプログラミングの接木
スウェーデンのインディー・パブリッシャー・ラウ・フューリー(Raw Fury)と日本のパブリッシャー・カケハシ・ゲームズ(Kakehashi Games)が開発会社ミディアムレア・ゲームズ(Medium-Rare Games)の新作ダンジョンクローラー「ダンジョン・オートマタ(Dungeon Automata)」を共同発表。
当初「アルゴレメス(Algolemeth)」というプロジェクト名で開発されてきたこの作品は、今回の発表を通じて「ダンジョンオートマタ:アルゴレメス(Dungeon Automata:Algolemeth)」という公式タイトルと副題を確定した。
ゲームはダンジョンクローラーの探検楽しさにオートバトラーの戦略性、そしてロジックベースのビジュアルプログラミングのヌージカルを一体とした独特のゲームプレイが特徴だ。開発陣はこの異色的な結合を「オートロジック」というユニークなジャンルと命名し、新鮮な楽しみを予告した。
手描きのような8ビットピクセルアートとセガジェネシスシンセスタイルの音楽をベースにしたサウンドトラックも注目を集める。特に「ベアナックル」、「ソニック・ザ・ヘッジホック」などでよく知られた作曲家ユ・ジュコシロ(Yuzo Koshiro)が音楽を引き受けてレトロ感性を加えた。
直接操作の代わりにゴーレムの行動をプログラムするダンジョンクローラー
「ダンジョンオートマタ」の最大の特徴は、プレイヤーがキャラクターを直接操作しないという点だ。
プレイヤーは錬金術を通じてゴーレムパーティーを作り、各ゴーレムが敵や罠、ボスなど様々な状況でどのように行動するかをブループリントで設計する。
設計したロジックに合わせてゴーレムをダンジョンに進入させると、以後すべての行動が自動的に進行される。プレイヤーはリアルタイムで繰り広げられる戦闘と探検結果を観察した後、脆弱性を補うためにロジックを修正して再びダンジョンに挑戦するフィードバックループベースの楽しさを体験することができる。
背景となる世界’シンタクシア(Syntaxia)’は’腐敗の塔(Tower of Corruption)’と共に登場したモンスターたちに脅かされている。プレイヤーはゴーレムを合成してプログラミングし、塔の頂上につながる迷宮を攻略しなければならない。
試行錯誤で解放するハンドクラフトダンジョン
レベルデザインも目立つ。開発陣が直接手作業で設計した塔の各層はそれぞれ固有のギミックと挑戦課題を抱いている。マップのあちこちにドサリン罠とモンスター、画面を圧倒するボスに対抗するためにプレイヤーは環境を分析し、それに最適化されたゴーレムの「コーディング(行動ロジック)」を絶えず更新していかなければならない。
ゴーレムをダンジョンに送ればプレイヤーが直接介入できないため、結果を見守って問題点を見つけなければならない。予想と異なる結果が出たら、ブループリントを修正して再びダンジョンに送る試行錯誤がコアプレイ方式だ。
探索過程ではゴーレムの物理能力値を高める触媒と新しい行動及びターゲティングロジックを追加するノードも獲得することができる。これを活用すればゴーレムの特性と行動方式を細かく調整し、自分だけのパーティーを構成することができる。
小規模無料ゲームだけ作った一人開発者の初の商業作
「ダンジョンオートマタ」は、1人開発者gunzee2が運営するミディアムレアゲームズの初の商用ゲームだ。これまで小規模無料ゲーム制作に集中してきた開発者が初めて商業プロジェクトに挑戦した作品でもある。
ゲームは2022年から業界の関心を受け始め、2023年日本京都で開かれたインディゲームフェスティバル「BitSummit Let’s GO!!」で独創的なブループリントメカニズムが認められ、「エクセレンスインゲームデザイン」(Excellence in Game Design)部門候補に。
以後、バンダイナムコが主催した独立開発者対象コンテスト「2nd GYAARスタジオインディゲームコンテスト」でも受賞し、開発支援金とスタジオメンターシップなどを支援された。スチームページは2023年12月に公開された。
「ダンジョン・オートマタ」は今回の共同パブリッシング発表とともに無料プレイが可能なデモをスチームに公開し、正式発売日はまだ決まっていない。
「ダンジョンオートマタ(Dungeon Automata)」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Medium-Rare Games (1人開発者gunzee2) |
| パブリッシャー | Raw Fury(スウェーデン), Kakehashi Games(日本)共同公開 |
| ジャンル | ダンジョンクローラー、オートバトラー、ビジュアルプログラミング(「オートロジック」) |
| プラットフォーム | PC(Steam) |
| 発売日 | 未定(無料デモは2026年9月10日公開) |
| 言語 | 未確認 |
| 反応/評価 | 2023年ビットサミット「エクセレンスインゲームデザイン」候補、GYAARスタジオインディゲームコンテスト受賞 |
| スチームページ | ショートカット |





