日本の1人インディー開発者ササキ氏が運営するNoiceKit合同会社が、新作ホラーアドベンチャー『Building 0: Hakuei University(白栄大学0号館)』を、来る6月18日にPC(Steam)向けにリリースする。
昼間は平凡な大学キャンパス、夜には誰も足を踏み入れてはならない呪われた廃墟――。『白栄大学0号館』は、学生たちのあいだで語り継がれてきた怪談の実体を追跡していくホラーアドベンチャーだ。馴染み深い学校の風景のなかに染み込んだ不安と沈黙の恐怖を通じて、まるで一編の日本ホラー映画のような恐怖を届けてくれる。
大学の地図から消えた建物、「0号館」の真実を追え
プレイヤーは白栄大学・霊的探求サークルに所属する2年生となり、学内の怪談を取材して記事を執筆していくことになる。取材の対象となるのは、キャンパス内でも「絶対に触れてはならない場所」として知られる、謎めいた建物「0号館」だ。
最初は単なる怪談のように見えるが、調査を始めるほどに、説明のつかない事件が次々と発生していく。誰もいないはずの空間から聞こえてくる声、正体の知れない物音、そして奇怪な現象の数々が、プレイヤーを次第に深いミステリーのなかへと引きずり込んでいく。
ゲームは、平穏な大学キャンパスと呪われた廃墟という、ふたつの空間を行き来しながら進行していく。昼間はサークル活動のために情報を集め、写真を撮影していくが、一歩足を踏み入れた途端、空気は瞬く間に恐怖へと塗り替わっていく。

たったひとつの結末で完成させる、没入型の恐怖体験
『白栄大学0号館』最大の特徴は、マルチエンディングを排した単一ルートのストーリー構造にある。
開発陣は、選択肢による分岐の代わりにひとつの物語に集中することで、最初から最後まで一編のホラー映画を鑑賞しているかのような緊張感と没入感を実装することに焦点を当てた。
プレイヤーは写真撮影、情報収集、記事執筆などの活動を通じて、事件の真相を追跡していく。日常的な大学生活と、陰鬱な廃墟の探索とが自然につながっていきながら、ストーリー中心の進行方式が没入感を高めている。

写実的なキャンパスと沈黙のサウンドが作り出す心理ホラー
『白栄大学0号館』のビジュアルは、華々しい演出よりも写実的な空間表現に重点を置いている。実際の日本の大学キャンパスを思わせる3D環境、明かりの消えた廊下、埃が積もった廃墟のディテールを通じて、不気味な空気感を作り上げている。
とりわけ、写真を撮り、記録を残していくプレイヤーの役割と、写実的な空間演出とが噛み合うことで、臨場感あふれる恐怖を伝えてくる。
サウンドもまた、重要な恐怖の装置として活用されている。がらんとした廊下に響き渡る足音、どこからか聞こえてくる正体不明の声、軋む扉の音、そして不意に訪れる沈黙が、絶え間ない緊張感を作り出していく。公開された公式PVでも、こうしたサウンド演出がゲームの空気感をどのように形作っているのかを確認することができる。

日本の1人開発者によるデビュー作、韓国語対応でアジア市場を攻略
NoiceKit合同会社は、日本の1人インディーゲーム開発者ササキ氏が運営するスタジオで、『白栄大学0号館』はスタジオにとっての初の商業タイトルである。
とりわけ、韓国語をリリース初日から正式対応言語に含めている点が目を引く。学校と怪談を題材にしたホラーアドベンチャーは韓国国内でも根強い人気を得ているだけに、韓国のユーザーを積極的に狙った戦略と解釈される。
Steamコミュニティではすでにウィッシュリストへの登録が相次いでおり、ユーザーたちは「大学キャンパスの廃墟という題材が新鮮だ」「ホラー映画に近い体験を期待している」などの反応を見せている。
『Building 0: Hakuei University(白栄大学0号館)』作品情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社/パブリッシャー | NoiceKit合同会社(日本、1人開発者佐々木) |
| ジャンル | 遺跡ナビゲーションホラーアドベンチャー/ウォーキングシミュレーター/心理ホラー |
| リリースプラットフォーム | PC (Steam) / Windows 10・11 |
| 発売日 | 2026年6月18日(木) |
| 価格 | 定価約10,500ウォン(発売初週10%割引→約8,400ウォン) |
| サポート言語 | 韓国語、日本語、英語、簡体字中国語 |
| 主な特長 | シングルルートストーリー / キャンパス散歩 + 遺跡探索 / 写真・記録メカニック |
| 主なキーワード | ホラー、大学キャンパス、遺跡探索、怪談、心理ホラー、シングルルート、日本のインディ |
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