ウクライナのインディースタジオTriomatica Games(トリオマティカ・ゲームズ)が、演劇の舞台を題材にした論理パズルゲーム『I Want to Play the Villain!(アイ・ウォント・トゥ・プレイ・ザ・ヴィラン!)』を発表した。Steamデモは8月17日に公開予定で、正式リリースは2027年第1四半期を目標としている。Triomatica GamesはGDWC 2023モバイル賞・PGA 2023最優秀インディーインターナショナルゲーム賞受賞作『Boxville(ボックスビル)』の開発元として知られるスタジオだ。
誰もが主役を望む舞台——俳優の夢・恐怖・相性をすべて調整して完璧な公演を
本作の舞台は文字通り「演劇の舞台」だ。プレイヤーはキャスティングを再配置し、衣装を変え、時には物語の展開そのものを修正しながら、すべての俳優が満足できる舞台を完成させなければならない。
ゲームの核心はそれぞれ異なる個性を持つ俳優たちの「欲望の調整」にある。誰もが望む主役を任せ、相性の良い俳優を同じシーンに配置し、苦手な状況を避けられるよう役を変える——小さな選択ひとつが公演全体の流れを大きく変える構造だ。チャプターごとに新たな背景と登場人物、パズルのルールが追加され、毎回異なる方法で問題を解く楽しさが続く。
手描きアニメーション感性を演劇の舞台へ——『Boxville』の感性が継承される
Triomatica Gamesは前作『Boxville』ですべての背景とキャラクターを手描きし、場面ごとに個性ある音楽を加えてアニメーション一本を鑑賞するようなパズル体験を届けた。
『I Want to Play the Villain!』もこのスタジオ特有の手描きスタイルを継承する。温かい色調とかわいらしい演出の上に演劇という素材が加わり、華やかで人間的なドラマが展開することが期待される。
全プラットフォーム展開+13言語対応——最大規模の展開を予告
対応プラットフォームはPC(Steam・Epic・GOG)・PS4/5・Xbox・Nintendo Switch/Switch 2・iOS・Androidとゲームジャンルでは最大規模の布陣だ。日本語を含む13言語に対応する予定で、グローバルな展開を本格的に視野に入れた作品となっている。
編集部コメント
「俳優の夢と相性と恐怖を調整して全員を満足させる」という設計は、論理パズルとしての明快さをキャラクターへの感情移入で補強する構造だ。主役を望む俳優と脇役甘んじる俳優、相性の悪い組み合わせ——こうした人間関係の縮図をパズルのピースとして扱うアプローチは、Triomatica Gamesが『Boxville』で見せた「感情を設計する」という哲学の延長線上にある。
8月17日のデモが最初の評価の場となる。日本語対応と全プラットフォーム展開を確約している本作は、2027年Q1リリースに向けて今からウィッシュリストに入れておく価値がある。
「I Want to Play the Villain!」関連情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Triomatica Games(ウクライナ、2020年設立) |
| ジャンル | 演劇素材ロジックパズル |
| リリースプラットフォーム | PC (Steam, Epic Games Store, GOG), PS4/PS5, Xbox One/Series X|S, Nintendo Switch/Switch 2, iOS, Android |
| デモ公開日 | 2026年8月17日(Steam) |
| 正式発売予定 | 2027年第1四半期 |
| サポート言語(発売予定) | 英語、ウクライナ語など13の言語 |
| 開発会社の前作 | Boxville(スチームレビュー「非常に肯定的」91%、GDWC 2023モバイル賞、PGA’23最優秀インディーインターナショナルゲーム賞) |
| スチーム評価 | 集計前(公開段階) |
| 公式チャンネル | Discord、YouTube、X、Instagram |
| スチームページ | ショートカット |







