企画からバーティカルスライスまで4段階で選抜。個人開発者にも最大8,500万ウォンの開発奨励金を支給。
2026年 2月 23日 | インディーゲームドットコム 編集部
文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院(KOCCA)は23日、有望なインディーゲームプロジェクトを発掘・育成する段階別競争選抜プログラム**「2026 コリア・インディーゲーム・デブキャンプ」**の参加者募集を開始した。今年度は事業構造を全面的に改編し、初期企画から製品化の直前段階までを一気通貫で支援する。

■ 1. 「面白さ」を形にする4段階の競争システム
本事業の最大の特徴は、開発の進捗に合わせて支援対象を絞り込み、専門性を高めていく4段階の競争体系だ。
- 第1段階: 優秀企画(計130課題を選定)
- 第2段階: 初期開発(ビルド)
- 第3段階: 試作品(プロトタイプ)
- 第4段階: 核心区間の高度化試作品(バーティカルスライス)
第1段階では企業70、個人60の計130課題を幅広く採択し、そこから段階を経て精鋭化していく。各段階でセミナーや1:1メンタリング、ピッチデック(発表資料)制作支援などが提供される。
■ 2. 破格の開発奨励金と強力な協力企業陣
総額60億ウォン規模の本事業では、最終段階まで残ったプロジェクトに対し、以下の開発奨励金が支給される。
- 企業枠: 最大 1億4,000万ウォン(約1,500万円)
- 個人枠: 最大 8,500万ウォン(約940万円)
さらに、今回の「デブキャンプ」には韓国および世界のゲームシーンをリードする7つの協力企業が参画する点が非常に心強い。
【協力企業一覧】
ネ오ウィズ、Discord、スマイルゲイト、コムトゥスホールディングス、クラフトン、トス(VIVA REPUBLICA)、パールアビス
これらの企業は選定されたプロジェクトに対し、段階別の助言、自社イベントへの招待、投資検討、グローバル展示会への参加支援など、インディーゲームの事業化と世界進出に向けた全方位的なサポートを行う。
官民が一体となり、K-インディーの「成長体力」を鍛え上げる。
📋 「2026 コリア・インディーゲーム・デブキャンプ」概要
| 項目 | 内容 |
| 募集期間 | 2026年 2月 23日 〜 3月 23日 |
| 事業説明会 | 2026年 2月 24日 14:00 @光化門 CKL企業支援センター |
| 支援対象 | 斬新な企画を持つ予備創業者、または初期創業者(企業・個人) |
| 支援規模 | 総額 60億ウォン / 第1段階 130課題選定 |
| 申請方法 | KOCCA公式サイト(kocca.kr)より受付 |
💡 編集部の視点
今回の改編で特筆すべきは、単なる資金援助に留まらず、DiscordやToss(金融アプリ)といったプラットフォーム企業までが協力に名を連ねている点です。開発技術だけでなく、コミュニティ運営やビジネス設計といった、インディー開発者がぶつかりやすい壁を「先人たちの知恵」で乗り越えようとする、非常に実戦的なプログラムと言えます。