京畿道在住の青年クリエイターを対象に、1チームあたり平均約4,500万ウォンを支援。アメリカ・イギリス・日本など、世界各国のゲーム・文化生態系の調査や国際協働プロジェクトを自ら企画。

■ 1. 「ゲーム×芸術」の融合も歓迎。幅広い支援ジャンル
本事業は、青年芸術人が海外の文化芸術の現場に直接赴き、国際的なネットワークの構築や公益的なプロジェクトを遂行できるよう支援するプログラムです。
- 対象ジャンル: ゲーム、アニメーション、映画、音楽、舞台芸術、出版、建築、漫画など多岐にわたります。
- 融合プロジェクト: ジャンル間の融・複合プロジェクトの申請も可能であるため、「ゲーム×音楽」や「ゲーム×美術・舞台」といった実験的なアプローチのプロジェクトでも応募が可能です。
■ 2. 開発者が注目すべき「参加者提案型」の仕組み
事業は大きく「機関提案型」と「参加者提案型」の2つの枠組みに分かれています。
- 機関提案型: 財団が指定した現場(今年はイギリスのエディンバラ・フェスティバルをベースにした舞台芸術マーケットリサーチ)に参加する方式です。
- 参加者提案型(★ゲームデベロッパー向け): 参加チームが自ら派遣国、協力機関、プロジェクト内容を自由に企画して提案する構造です。海外の韓国文化院が所在する国のうち、同一の圏域内で最大2カ国まで選択できます。
- 対象国の例: アメリカ、カナダ、日本、イギリス、ドイツ、フランス、タイ、ベトナムなど。
- 活動内容の例: 海外ゲーム・文化生態系の調査、現地クリエイターとの交流、グローバル共同開発に向けたネットワーキング、ゲーム文化研究など、自由な国際協働プログラムを設計できます。
■ 3. 派遣期間と破格の支援規模
- 派遣期間: 2026年7月から11月の間で、最小6泊7日 〜 最大9泊10日。
- 選출規模: 参加者提案型は10人規模のチームでの申請が必要で、計4チームを選定します。
- 支援内容: 予算総額は1億8,000万ウォン。1チームあたり平均約4,500万ウォンの水準で、航空運賃、宿泊費、食費、活動費、旅行者保険料など、海外派遣の遂行に必要な経費が網羅的に支援されます。
📋 応募資格と選考プロセス
- 対象年齢・居住地: 公告日基準で、京畿道(キョンギド)に居住している満19歳〜39歳の韓国国籍の青年芸術人(クリエイター)。
- チームリーダーの要件: 国際交流または文化芸術の分野での経歴5年以上を保有していること。
- 構成員の注意点: チームメンバーの一定割合以上は、最近の雇用保険への加入履歴が少ない、あるいは加入履歴がない「息整え青年(숨 고르기 청년:求職中・休息中の青年)」で構成する必要があります。
📅 受付スケジュールと申請方法
- 締め切り: 2026年6월 5일(金)午後5時まで
- 申請方法: 国家文化芸術支援システム(NCAS)を通じたオンライン受付。
- 選考の流れ: 行政・書類審査 ➔ オンライン適性検査 ➔ オンライン(画面)インタビュー審査を経て、最終合格者が発表されます。
💡 編集部の視点:単なるショーケース出展を超えた「探索」の機会
これまでインディーゲーム開発者の海外進出といえば、既存のゲームショウ(BitSummitやGDCなど)へのブース出展支援が主流でした。しかし今回の事業は、開発者自らが「海外のどのようなクリエイターと出会い、どのようなリサーチを行うか」のプログラム自体をデザインできる点が非常に画期的です。