フランスのインディースタジオRever Games GmbHとパブリッシャーRadical Theoryが共同開発したアクションRPGローグライト『Clockfall(クロックフォール)』が、Steamアーリーアクセスを通じてリリースされた。
時間を資源として活用する独特なシステムを前面に押し出した本作は、ダンジョンクロウルと村の防衛を組み合わせたハイブリッド・ローグライト・アクションRPGだ。プレイヤーは繰り返される時間ループのなかで、戦闘と選択を通じて生存時間を確保し、それを成長と戦略の核となる資源として活用していくことになる。
時計が止まった廃墟、終わることのないループ
ゲームの舞台は、「Destiny(運命)」の軍勢によって破壊された村だ。廃墟の上に現れた正体不明の時計は、プレイヤーを虐殺の瞬間へと巻き戻し、果てしない時間の輪のなかへと閉じ込めてしまう。限られた時間のなかで繰り返されるループを断ち切り、運命に立ち向かって家族を救うことが、プレイヤーの目標となる。
『Clockfall』は、ダークファンタジーとラヴクラフト的な恐怖が結びついた陰鬱な世界観が舞台だ。アイソメトリック3D視点で実装されたダンジョンと廃墟は、緊張感を高める背景音楽、手応えのある効果音、緻密なビジュアルエフェクト(VFX)が組み合わさり、繰り返される悪夢のなかに入り込んでしまったかのような没入感を提供している。
開発陣は、アーリーアクセス期間中、サウンドやビジュアルエフェクト、全般的な演出を継続的に改善していく計画だと言及している。

時間を稼ぎ、使い、支配せよ――ダンジョンクロウルと村の防衛の二重構造
『Clockfall』の核は、「時間」を単なる制限要素ではなく資源として活用するシステムにある。プレイヤーはダンジョンを探検しながら制限時間内に戦闘を終える必要があり、確保した時間は永続的なボーナスや強力な能力へと転換することができる。
ゲームは大きく2つの段階に分かれる。ダンジョンで資源と装備を収集する「ダンジョンクロウル」段階と、それをもとに村へと侵攻してくる敵を防いでいく「村の防衛」段階だ。
2つの段階間のシナジーをいかに効果的に活用できるかが、ループから抜け出すための鍵となる。毎回異なる条件が与えられるローグライト構造の特性上、プレイヤーは状況に応じた戦略とビルドを構築していかなければならない。

「コミュニティとともに完成させていくゲーム」――Discord・Steam中心のフィードバック体系を運営
開発元のRever Games GmbHは、複合ジャンルの構造的特性を踏まえ、バランス調整を核心として捉えており、アーリーアクセスを通じてユーザーの意見を積極的に汲み取っていく計画だ。
チームは公式DiscordとSteamコミュニティハブを中心に改善事項を共有し、ゲーム性の調整とコンテンツの拡張を段階的に進めていく予定だ。
アーリーアクセス期間は約6か月から12か月と見込まれており、この期間中に新規ダンジョン、武器、呪文、敵タイプなどが順次追加されていく。多言語対応もまた、正式リリース前まで拡大される計画だ。価格はアーリーアクセスと正式リリース以降で同一に維持される。
時間を資源として、繰り返される運命の輪を断ち切るという設定、そしてダンジョンクロウルと村の防衛を組み合わせた構造的な実験を打ち出した『Clockfall』。コミュニティとともに完成度を引き上げていくこの作品が、ローグライトジャンルにどのような変化をもたらすのか、ファンの楽しい想像をかきたてている。

『Clockfall』作品情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Rever Games GmbH |
| パブリッシャー | Rever Games GmbH, Radical Theory |
| ジャンル | アクションRPG/ダンジョンクローラー/ログライト/村防衛 |
| リリースプラットフォーム | PC(スチーム) |
| 発売形態 | 早期アクセス |
| 早期アクセス期間 | 約6〜12ヶ月 |
| プレイモード | シングルプレイヤー |
| 世界観 | ダークファンタジー/ラブクラフトホラー |
| 視点 | 等尺性3D |
| コアシステム | 時間資源管理/ダンジョンクロール/村防衛ループ |
| 主なキーワード | 時間操作、ログライト、ダンジョンクローラー、村の防衛、核とスラッシュ、ダークファンタジー |
| 公式チャンネル | X・Instagram・TikTok・Discord(@rever__games) |
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