全82課題を支援。モバイルは2年連続の継続支援を導入し、開発からグローバル進出までを全方位サポート。
2026年 2月 19日 | インディーゲームドットコム 編集部
文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院(KOCCA)は、韓国産ゲームの商用化と海外進出を支援する**「2026年 ゲームコンテンツ制作支援事業」**の募集を開始した。今回の事業は「一般型」「機能性」「AI」の3つのトラックで構成され、総額236億ウォンが投じられる。

■ 1. 一般型:193億ウォン規模。プラットフォーム別に細分化
最も規模が大きい「一般型」では、PC、コンソール、モバイル、アーケード、ボードゲームの5分野を支援する。特に注目すべきはモバイル分野の制度改定だ。
| プラットフォーム | 支援内容(最大額) | 特徴 |
| PC | 1年目 4億W / 2年目 2億W | 開発からリリースまで段階別支援 |
| コンソール | 1年目 2億W / 2年目 5億W / 3年目 2億W | 長期開発に対応した3年間サポート |
| モバイル | 1年目 4億W / 2年目 2億W (新設) | 2年連続支援を導入し、市場定着を強化 |
| アーケード | 課題あたり 2億W | 機器開発およびコンテンツ制作 |
| ボードゲーム | 課題あたり 8,000万W | 制作およびパッケージ化支援 |
■ 2. 「AIゲーム分野」の新設と「機能性」の強化
- AI分野 (27億ウォン): 今年初めて新設された。AI技術を単なる補助ではなく、**「ゲームプレイの核心要素」**として活用した革新的なコンテンツが対象。課題あたり最大3億ウォンが支援される。
- 機能性分野 (16億ウォン): 教育、治療、社会貢献など、社会的価値を持つゲームを支援。課題あたり最大3億ウォンのほか、優秀課題には追加支援も用意されている。
■ 3. 「作っておしまい」にさせない。強力な海外進出サポート
選定された企業は、単なる資金援助以上の恩恵を受けることができる。
- 品質向上: 専門家とユーザーによるFGT(フォーカスグループテスト)やQA(品質検修)支援。
- グローバル展開: 「Gamescom」「東京ゲームショウ」「ブラジルゲームショウ」など、世界の主要展示会への出展サポート。
- ビジネス支援: ローカライズ支援事業「ゲームプラス(Game+)」や、金融投資プログラムとの連携。
韓国発のゲームが世界へ。2026年の支援は「技術革新」と「継続性」がキーワードだ。
📋 事業スケジュールと申請方法
| 項目 | 内容 |
| 事業説明会 | 2026年 2月 24日 (火) @光化門 CKL企業支援センター |
| 申請締切 | 2026年 3月 3日 (火) 15:00まで |
| 申請先 | 「eならドウム (gosims.go.kr)」公式サイトよりオンライン受付 |
| 詳細確認 | 韓国コンテンツ振興院 (kocca.kr) 公式サイト |
💡 編集部の視点
今回の支援事業で最も目を引くのは、モバイルゲームに対して「2年目のリリース型」支援を新設した点です。これにより、開発途中で資金が尽きてしまう「死の谷」を乗り越えやすくなります。また、新設されたAI枠は、K-ゲームが世界の技術競争で主導権を握ろうとする強い意志の表れと言えるでしょう。