サックスを吹くネズミに、筋肉ムキムキの狂戦士。9人の変人ヒーローが、手描き×自動生成のハイブリッド・ダンジョンを駆け抜ける。
オレゴン州の精鋭スタジオ Doinksoft が手掛ける最新作『Dark Scrolls』は、80〜90年代のアーケードゲームが持っていた「純粋な破壊の楽しさ」を、現代的なローグライクの成長システムで再構築した作品だ。2026年にPCおよびNintendo Switchでのリリースを予定している。
■ 1. 脳裏に焼き付く「9人のヒーロー」
本作には、一目見たら忘れられないほど個性的なキャラクターが9人登場する。
- カオスな武器たち: 斧や弓、ナイフといった定番から、**「ステーキ」**を投げつけて敵をなぎ倒すキャラまで、戦い方は千差万別。
- サックスを吹くネズミ: 楽器を奏でながらダンジョンを突破するその姿は、Doinksoftらしいシュールなユーモアに溢れている。
- 深いビルド: キャラクター固有のスキル、サブ目標、装飾品によるカスタマイズにより、誰を選ぶかで攻略のセオリーが劇的に変化する。
■ 2. 職人技とアルゴリズムの融合
ダンジョン設計には、「自動生成(プロシージャル)」と「手作業(ハンドクラフト)」を組み合わせたハイブリッド構造を採用している。
- 飽きさせない構成: 毎回異なるルートや敵の配置を楽しみつつ、手作業で設計された緊張感のあるトラップやボス戦がプレイヤーを待ち受ける。
- ブルース&グース商店: 攻略の合間には、強力なパークや召喚ユニットを購入可能。画面を埋め尽くすほどのド派手な攻撃を叩き込む「アーケード的快感」を追求できる。
■ 3. 「真のローグライク」への挑戦
開発者のカレン・ドワイヤー氏は、本作の開発動機について非常に率直なコメントを残している。
「ローグライクという言葉で検索しても、自分が本当に遊びたいゲームは一つも見つからなかった。だったら自分で作るのが一番早いと思ったんだ」
彼は現在の「ローグライク」という言葉が広義になりすぎていることに異議を唱え、**「単にランダム要素があるだけではない、プレイヤーのスキルに直結したカオス」**を本作に詰め込んだという。
「退屈な日常を、ピクセルと爆辞(ばくじ)で塗りつぶせ。」
📋 『Dark Scrolls』作品スペック
| 項目 | 内容 |
| デベロッパー | Doinksoft (アメリカ・オレゴン州) |
| パブリッシャー | Devolver Digital |
| リリース予定 | 2026年内 |
| プラットフォーム | PC / Nintendo Switch |
| ジャンル | ピクセル・ダンジョンスクローラー / ローグライク・シューティング |
| プレイ人数 | 1人 / ローカル&オンライン協力プレイ (蘇生システムあり) |
| 特徴 | 9人の個性派キャラ、オールドスクールサウンド、手書き×自動生成 |
| 公式サイト | darkscrolls.com |
💡 編集部の視点:2026年、ドット絵の「復讐」が始まる
『Gato Roboto』などで見せた「引き算の美学」を知るファンにとって、今回の「足し算の美学(カオス)」への転換は驚きかもしれません。しかし、開発者の言葉にある通り、安易な流行に流されない「Doinksoft流のローグライク」がどんな手触りになるのか。特にオンライン協力プレイでの「蘇生システム」が、弾幕の嵐の中でどう機能するのか、今から期待が高まります。