Google Playとの提携でプロモーション支援も。3月25日受付締切、海外市場への「直接進出」をトータルバックアップ。
2026年 3月 16日 | インディーゲームドットコム 編集部
韓国コンテンツ振興院(KOCCA)は、国内の中小ゲーム企業がパブリッシャーを通さず自ら海外市場を開拓することを支援する「2026 ゲーム・ドハギ(Game+)」の募集要項を公開した。本事業は、翻訳、マーケティング、インフラなど、海外進出に必要なサービスを「ポイント」形式で自由に選択できる実利的な支援策だ。
■ 1. 「ポイント」で必要な支援を自由にカスタマイズ
本事業の最大の特徴は、現金ではなく「1ポイント=1ウォン」として使えるポイントが支給される点だ。
- 基本支給: 選定時にまず5,000万ポイントを支給。
- 成果報酬: その後の実績に応じて最大2回(各5,000万pt)の追加支給があり、優秀なプロジェクトは合計1億5,000万ポイントもの支援を受けることができる。
- 活用範囲: ローカライズ(翻訳・LQA)、海外マーケティング、サーバーインフラ、コンサルティングなど、専用プラットフォーム内の多様なサービスに利用可能。
■ 2. ターゲットに合わせた「2つのトラック」
開発中のタイトルや現在の状況に合わせて、以下の2つの枠で各20社程度を選定する。
| カテゴリー | 対象資格 | 必須条件 |
| 成果創出型 | すでに海外で配信中のゲーム | 追加の海外権域への進出・拡大 |
| 初期進入型 | 海外進出の履歴がない新作 | 2026年8月31日までに海外リリース完了 |
■ 3. 2026年の注目:Google Playとのグローバル提携
今年の目玉は、プラットフォーマーであるGoogle Playとの連携だ。
- ストアプロモーション: 優秀プロジェクトにはGoogle Play内での露出を増やすプロモーション審査を支援。
- 技術・戦略サポート: グローバル進出戦略のセミナーや、PC・モバイル間のクロスディバイス開発支援など、実戦的な教育プログラムも提供される。
💡 編集部の視点:
近年、韓国のインディーゲームが世界中で高く評価されていますが、中小規模のスタジオにとって「自力での海外マーケティング」は依然として高い壁です。KOCCAのこの事業は、その壁を「ポイント」という柔軟な形で取り払ってくれます。特にGoogle Playとの提携は、露出が命であるモバイルゲームにおいて、資金以上の価値を持つかもしれません。
📋 募集要項・スケジュール
- 締切: 2026年 3月 25日 (水)
- 場所: KOCCA事業管理システム(pms.kocca.kr)にてオンライン受付。
- 選定: 4月初旬の書類審査、中旬のプレゼン審査を経て、4月末に最終選定。
- 注意: 基本ポイントの5%(250万ウォン)は企業側の自己負担(現金)となります。