90年代アニメ風の3Dビジュアルで描く、忘れられない夏。ビー玉バトル「マルビ」にカニ釣り。ノルウェーの小さな村から届いた、珠玉のデビュー作。
『Kioku: Last Summer』は、好奇心旺盛な少女アスティ(Asti)が、父と共に移住した離島「キオク島」で、新たな友人や島の秘密に出会っていく物語だ。
■ 1. 「Japandi(ジャパンディ)」:二つの文化が織りなす魔法の島
本作の舞台であるキオク島は、スカンジナビアの雄大な自然と、日本のミニマリズムや美学が融合した「Japandi」スタイルの世界観で構築されている。
- 視覚の旅: 90年代の日本アニメを彷彿とさせる柔らかい3Dアニメーション。陽光が降り注ぐ坂道、古い鳥居、そして北欧の深い森。
- 心の交流: アスティは島の子供たちと友情を育むが、一人だけ距離を置く少年「ボー(Bo)」の存在が、物語に静かな緊張感と深みを与えている。
■ 2. 自転車で駆け抜ける、8つのエリアと隠された秘密
キオク島は、賑やかな商店街から神秘的な神社まで、個性豊かな8つの区域で構成されている。
- 自由な探索: プレイヤーはアスティとなり、自転車に乗って島を縦横無尽に駆け巡る。茂みの奥の抜け道や、静かな入り江。何気ない日常の中に、島の歴史を解き明かすヒントが隠されている。
- 住民との絆: 毎日更新されるクエストを通じて住民たちの悩みを聞き、問題を解決していくことで、島全体が「生きている場所」として感じられるようになる。
■ 3. 2000年代の熱狂をもう一度。「マルビ」バトルとカニ釣り
島での生活を彩る、中毒性の高いミニゲームも見逃せない。
- マルビ(Marubi): 2000年代初頭の『ベイブレード』や『ポケットモンスター』、『ビーダマン』にインスパイアされたビー玉バトル。独自の能力を持つ「マルビ」を集め、チームを組んで島一番のプレイヤーを目指せ。
- カニ釣り: 静かな桟橋で楽しむカニ釣りは、コレクション要素も充実。時には不思議なアイテムを釣り上げることも……?
■ ノルウェーの小さな海岸村から、世界へ
開発の Lugn Games は、ノルウェー北部の小さな村「レイポ(Reipå)」に拠点を置く新星インディースタジオだ。
「競争よりも、ゆっくりと世界を感じ、感情を積み上げていく体験」を哲学とする彼らのデビュー作は、すでに海外メディアから「クラシックな子供時代の冒険を、独自の魔法のようなアイデンティティで再現した」と高く評価されている。
📋 『Kioku: Last Summer(キオク:ラストサマー)』作品スペック
| 項目 | 内容 |
| デベロッパー | Lugn Games (ノルウェー) |
| パブリッシャー | Assemble Entertainment (ドイツ) |
| ジャンル | コジー・ストーリーアドベンチャー / 探索 |
| リリース日 | 2026年 5월 28일 |
| プラットフォーム | PC (Steam) |
| 核心要素 | 8つのエリア探索、マルビ・バトル、カニ釣り、90年代アニメ風ビジュアル |
| 無料デモ | Steamにて「First Day Demo」配信中 |
| Steamページ | あの頃の夏をもう一度体験しに行く |
💡 編集部の視点:2026年、私たちは「心地よい孤独」を知る
忙しい現代において、自転車のベルを鳴らしながら、ただ島を眺める時間は最大の贅沢かもしれません。本作が提示する 「Japandi」 な世界観は、文化の壁を超えた普遍的な「懐かしさ」を私たちに提供してくれます。日本のアニメ文化への深いリスペクトが込められた本作を、5月の爽やかな風と共にプレイできる日が待ち遠しいです。








