前作比3倍、30時間の圧倒的ボリューム。物語を反転させる新システム「レトロ」を搭載し、シチリアの少女が世界の亀裂に挑む。
『ステッパー・ケース』でSteam「圧倒的に好評」を獲得したTeam Tetrapodが、待望のナンバリング最新作を発表した。今作では舞台をイタリア・シチリアへと移し、14歳の少女ベリタ・レトロの視点から、超能力者「ステッパー」が引き起こす不可解な事件の真相を紐解いていく
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■ 1. 「文書を組み合わせて矛盾を暴く」独自の推理システム
本作の核心は、現場で集めた証言や資料(文書)を論理的に繋ぎ合わせ、真実を導き出すプロセスにある。
- 新要素「レトロ(Retro)」システム: 今作から導入されるこのシステムは、プレイヤーの推理によって物語の流れだけでなく、「叙事(ストーリー)の雰囲気そのもの」を180度反転させる。 ひとつの事件が持つ「表」と「裏」を、あなたの推論が暴き出すことになる。
■ 2. インディーの枠を超えた豪華な制作陣
「トリプルI」級のクオリティを目指す本作は、サウンドや演出面でも一切の妥協がない。
- サウンドの魔術師: 『Lies of P(Pの偽り)』や『リンバス・カンパニー』を手掛けたスタジオEIMが音楽を担当。平穏な日常に忍び寄る不穏な空気を、一線級のBGMが引き立てる。
- フルアニメーション: モブキャラに至るまで「Spineアニメーション」を適用。35種以上のモーションとボイスが、物語への没入感を極限まで高めている。
「昨日の真実は、今日の嘘になる。レトロの針を回し、隠された罪を暴け。」
■ 3. 「軍隊でのアイデア」から始まった開発社の挑戦
代表のイ・ヒサン氏が兵役中に構想を練ったという『ステッパー』シリーズは、今や韓国を代表するミステリーIPへと成長した。
- 世界へ羽ばたくK-推理: すでに「東京インディーゲームサミット」や「ハピネットゲームフェスティバル 2026」への参加も決定。日本のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でのプロジェクトも準備中だ。
📋 『ステッパー・レトロ』作品スペック
| 項目 | 内容 |
| デベロッパー | チーム・テトラポド (Team Tetrapod) |
| パブリッシャー | ゲームピア (Gamepia) |
| リリース日 | 2026年内予定 |
| プラットフォーム | Nintendo Switch / PC (Steam) 同時発売 |
| ジャンル | 超能力推理アドベンチャー / ビジュアルノベル |
| ボリューム | 全6チャプター / 約30時間 (前作の3倍) |
| 特徴 | 文書組み合わせ推理、物語反転システム、スタジオEIM参加 |
| 体験版 | store.steampowered.com/app/3837350 |
💡 編集部の視点:2026年、ミステリーの「深化」
前作のファンなら、その「ロジックの美しさ」はすでにご存知のはず。今作で特筆すべきは、やはり「30時間」というプレイボリュームです。インディーの推理アドベンチャーとしては異例の長さですが、これはTeam Tetrapodが描こうとする「テトラポド・サーガ(世界観の集大成)」への強い自信の表れと言えるでしょう。






