最大4,000万ウォンの賞金から月150万ウォンの創作支援金まで。4月はK-インディーの未来を決める「勝負の月」になる。
2026年 4月 7日 | インディーゲームドットコム 編集部
毎年春、韓国ではインディーゲーム業界を対象とした支援事業や公募展が相次いでスタートします。2026年の4月も、1人開発者からスタートアップまで、それぞれの開発段階に応じた「オーダーメイド型」の支援が目白押しです。各事業のスケジュールと条件を詳しく見ていきましょう。

2026インディクラフト – 最大賞金4,000万ウォン、4月30日まで出品受付
韓国を代表するインディーゲームの祭典です。今年は賞金額が大幅にアップし、グローバル展開へのサポートがより強力になりました。
- 締切: 2026年 4月 30日
- 主な特典: 最大4,000万ウォンの賞金、城南「GXG 2026」での展示権。
- グローバル支援: ブラジル、欧州、日本、アジア圏のパブリッシャーとのマッチング、さらに「Gamescom 2026」への出展支援も含まれます。
[関連記事:K-インディゲームフェスティバル「2026インディクラフト」参加募集開始]
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 城南産業振興院/韓国モバイルゲーム協会 |
| 受付締切 | 2026年4月30日 |
| サポート対象 | 国内インディゲーム開発会社・チーム・個人 |
| 主な特典 | 最大賞金4,000万ウォン/オフライン展示/グローバルパブリッシャービーズマッチング/ゲームスカム広報ブース |
| お問い合わせ | indiecraft@k-mga.or.kr |
| 公式ホームページ | https://www.snip.or.kr/indiecraft/main/index.do |
スマイルゲートインディゴ5回 – 先輩創作者が作った賞金、4月12日締め切り
「先輩が後輩を育てる」という美しい伝統を持つ公募展です。賞金は過去の修了生たちの寄付で賄われており、現職スペシャリストによるメンタリングが最大の魅力です。
- 締切: 2026年 4月 12日(※締切間近!)
- 主な特典: 賞金総額1,000万ウォン、1対1の専門家メンタリング。
- ステップアップ: 最優秀チームには、スマイルゲイトのインディー育成プログラム「SGM 18期」への参加権が与えられます。
[関連記事:スマイルゲートフューチャーラップ、インディーゲーム公募展「インディゴ」参加者(チーム)募集]
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 主催 | スマイルゲートフューチャーラップ |
| 受付締切 | 2026年4月12日 |
| サポート対象 | PC・モバイルインディゲーム開発中の創作チーム(パブリッシング未契約) |
| 主な特典 | 総賞金1,000万ウォン/1対1メンタリング/SGM 18期参加機会 |
| 審査基準 | ゲームの楽しさと創造性 |
| 受付 | インディログホームページオンライン受付 |
2026コンテンツ創意人材同伴事業 – AI開発者22人選抜、月150万ウォンサポート
「ゲーム開発の効率化」を目的に、生成型AIを活用できる人材を育成するプログラムです。
- 締切: 2026年 4月 15日 午前 11:00
- 主な特典: 月150万ウォンの創作支援金(約6.5ヶ月間)、ネオプルやCom2uSなどの現役エンジニア・アーティストによる指導。
- 対象: 満19歳〜34歳の予備クリエイターおよびインディー開発者。
[関連記事:AI基盤開発人材育成、’2026コンテンツ創意人材同伴事業’教育生募集]
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 韓国コンテンツ振興院/西江大学産学協力団/韓国人工知能ゲーム協会 |
| サポート対象 | 満19~34歳の予備創作者およびインディーゲーム開発者(チーム) |
| 選抜人数 | 合計22人 |
| 主な特典 | 月150万ウォン創作支援金/週6時間メンタリング/ワークショップ・ネットワーキング |
| メンタリング期間 | 2026年5月1日~11月15日(約6.5ヶ月) |
| 受付 | https://forms.gle/PHRhKB2PJeVdK1kZ9 (締切4月15日) |
ソウル市「2026ゲームマーケットソウル館」
ソウル市が管轄する中小ゲーム会社の海外進出支援です。
- 締切: 2026年 4月 20日
- 対象イベント: ChinaJoy(中国)、BIC(釜山)、G-STAR(釜山)。
- 主な特典: ブース構築費の全額支援、海外バイヤーとのビジネスマッチング、通訳サポート。
[関連記事:ソウル市、中小ゲーム会社大賞「2026ゲームマーケット」参加企業募集]
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 主催 | ソウル市/ソウル経済振興院 |
| サポート対象 | ソウルの中小ゲーム開発会社 |
| サポート規模 | 合計24社(チャイナゾイ9 / BIC 6 / ジスタ9) |
| 募集期間 | 4月1日~4月20日 |
| 主な特典 | ブース構築・運営 / バイヤービーズマッチング / FGTフィードバックレポート |
| 申請 | www.sba.seoul.kr |
地域ベースの制作支援も注目…グローバルゲームセンター事業の拡大
自治体が運営するグローバルゲームセンターの製作支援事業もインディー開発者にとって重要な機会として浮上している。全国12地域に分布した拠点センターは、初期開発費支援からインフラ、メンタリングまで実質的な支援を提供している。
これらの事業の最大の特徴は地域定着と連携した製作支援である。一定期間内に当該地域に本社を移転したり、地域内でプロジェクトを実施する条件により、安定した開発環境とネットワークを併せて提供する。
特に最近ではAI、メタバスなど最新技術を組み込んだ課題を中心に支援が拡大する傾向だ。単純製作費のサポートを超えてクラウド、データ分析、3Dアセット製作など、実際の開発工程に必要なコストまで含まれる場合が多く、実効性が高いという評価だ。
支援規模も課題当たり数千万ウォン水準で初期スタートアップや小規模チームにはプロジェクト完成度を引き上げることができる現実的な資金源として作用する。
業界ではこのような地域基盤支援事業が首都圏中心構造を緩和し、インディゲーム生態系を全国単位に拡張する役割をしているという分析も出ている。
東アジアインディゲームセレブレーション – 8月オンラインフェスティバル、4月10日開発会社受付締切
東アジア圏インディゲームスチームオンラインフェスティバル「イーストアジアインディーゲームセレブレーション(East Asia Indie Games Celebration)」が2回のイベントを控えて開発会社とストリーマー募集に乗り出した。
開発会社の申請締切は4月10日(すでに終了)、ストリーマー・クリエイターの申請締切は6月30日だ。イベントは2026年8月初めのスチームプロモーション・割引フェスティバル形態で開催される予定だ。
過去1回のイベントでは、東アジア12地域で422ゲームが参加し、累積315万件以上の露出を達成した。今年2回のイベントでは、可視性向上と開発者ネットワーキング拡大に加え、バチューバとライブストリーマーを含むクリエイター参加トラックが新設され、単純セールイベントを超えて開発者・プレイヤー・クリエイターが集まる総合プラットフォームへの跳躍を目指す。
2024年以降、発売作またはスチームページ開設未出発であれば参加可能で、大人専用ゲームは除外される。
【関連記事:第2回東アジアインディゲームセレブレーション開催…開発会社・ストリーマー募集]
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 東アジアインディゲームセレブレーション組織委員会 |
| 開催形式 | スチームオンラインフェスティバル(プロモーション・割引) |
| 予定時期 | 2026年8月上旬 |
| 開発会社の申請締切 | 4月10日(終了) |
| クリエイター申請締切 | 6月30日 |
| 参加資格 | 東アジアのインディーズ開発チーム、2024年以降に発売または未発売のスチームページを保有 |
| 開発会社の申請 | https://forms.gle/DzFTo5RP45Civs8y9 |
| ストリーマーアプリケーション | https://forms.gle/omb5FHEqhjs2zHyAA |
📋 2026年4月 主要支援事業・公募展スケジュール一覧
| 事業名 | 主管機関 | 締切日 | 主要特典 |
| インディゴー (IndieGo) | スマイルゲイト | 4/12 | メンタリング、SGM 18期参加権 |
| 創意人材同行事業 (AI) | KOCCA / 西江大 | 4/15 | 月150万ウォンの支援金 |
| ゲームマーケット・ソウル館 | ソウル市 / SBA | 4/20 | 海外展示会(ChinaJoy等)出展支援 |
| 2026 インディクラフト | 城南市 / KMGA | 4/30 | 最大4,000万ウォンの賞金 |
| 東アジア・セレブレーション | 組織委 | 6/30 | Steamオンラインフェスティバル露出 |
💡 編集部の視点:開発フェーズに合わせた「賢い選択」を
2026年の支援トレンドは、明らかに**「AIによる効率化」と「グローバル市場への直結」**にあります。
- プロトタイプ段階: メンタリングと支援金が得られる「インディゴー」や「創意人材同行事業」が最適です。
- 完成ビルドを保有: 賞金と大規模展示が狙える「インディクラフト」や、ソウル市の「ゲームマーケット」支援を活用し、一気に市場へアピールすべきです。
特に「創意人材同行事業」や「インディゴー」は今週から来週にかけて締切が迫っています。計画書の準備は早めに進めることをお勧めします。