■オレンジプラネット創業財団、2人以上スタートアップ対象「2023年上半期定期募集」実施
■事業化支援金、事務空間、専門コーチング中心のメンタリングなど成長プログラム提供
■スマイルゲートインベストメント初期投資に加え、後続投資誘致の機会も付与
(財)オレンジプラネット創業財団(センター長ソサンボン、以下「オレンジプラネット」)は「2023年上半期定期募集」(以下「定期募集」)を実施すると2日(月)明らかにした。
募集対象は2人以上のスタートアップで、支援を希望するスタートアップは来る1月27日(金)17時までオンラインで受付すればよい。定期募集の詳細はオレンジプラネットホームページで確認できる。
オレンジプラネットは当初予備創業チーム対象支援プログラム「オレンジガーデン」と初期スタートアップ対象支援プログラム「オレンジファーム」を別途募集してきたが、今年からは年2回の大規模統合定期募集を進行する。これを契機に投資酷寒期の中で優秀なスタートアップを先制的に発掘し、アイデアの高度化からサービス事業化、市場進出準備、投資誘致など段階的なソリューションを支援する予定だ。
定期募集で選抜されたスタートアップには、安定的な成長のための事業化支援金とともに事務空間を無償で支援する。オレンジプラネット専門コーチ陣の診断に基づいて、▲チーム成長段階に合った教育と▲1:1密着コーチング▲同門メンタリングなどで構成された成長プログラムも提供する。
シードと初期投資を必要とするスタートアップの場合、スマイルゲートインベストメントから少なくとも5千万ウォンから最大2億ウォンの投資を受ける機会が与えられる。ティップス(TIPS)、ベンチャーキャピタル(VC)と連携した後続投資誘致機会も設けられている。
オレンジプラネットは今回の定期募集期間斬新なアイデア、革新的な事業モデルを持つスタートアップを積極的に発掘し、カスタマイズされた成長支援パッケージを提供して予備ユニコーンで育てるという戦略だ。オレンジプラネットは予備創業チーム成長支援プログラムで現在まで合計39チームを支援し、2022年には11チームのうち3チームが投資を誘致する成果を出した。 2021年からはスマイルゲートインベストメントとともに初期投資を前提としたスタートアップ支援プログラム「オレンジファーム配置募集」を始め、計29の創業チームを対象に投資を断行した。
一方、オレンジプラネットは、過去8年間、合計320のスタートアップを支援してきた。国内代表データ金融プラットフォーム企業である「バンクサラダ」をはじめ、「クラッサム」、「ビッグピクチャーインタラクティブ」、「ドゥブレイン」、「ディープブレインAI」など有数のスタートアップを排出したことがある。これら320社のスタートアップは、累積投資金額5,995億ウォンを誘致し、4,000以上の雇用を創出するなど、目立つ成果を上げた。
オレンジプラネット関係者は「投資市場が萎縮して困難を経験するスタートアップが増えている中、今回の定期募集で予備創業チームから初期スタートアップまで幅広く支援できると期待する」とし「今後も創業チームが革新に集中してより急速に成長していくことができるように、成長段階を考慮して多方面で支援する計画だ」と話した。