架空の巨大都市「リバーラン」に蠢く怪異を追え。二人の主人公システムと独自の除霊ガジェット、そして深化する「ソウル・スクワッター」の謎。
2026年 4月 9日 | インディーゲームドットコム 編集部
『Ghost Hunting Journal』は、中国の架空都市を舞台に、二人の主人公が協力して心霊現象を解決していくアドベンチャーゲームだ。最大の特徴は、90年代から2000年代初頭の高品質な劇場用アニメを彷彿とさせる、温かみのある手描きアニメーション・ビジュアルにある。
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■ 1. 「二人の主人公」が奏でる、ユーモアと恐怖の協奏曲
本作は、性格も能力も異なる二人のキャラクターを切り替えながら進める「二重主人公システム」を採用している。
- 深まる絆と物語: 今回の拡張デモでは、リバーラン市に蔓延る都市伝説や、不法占拠する幽霊「ソウル・スクワッター(Soul Squatters)」を巡る物語がさらに深く描かれる。
- 独自の捜査ツール: 現場で幽霊の痕跡を特定し、自作のガジェットで立ち向かう。科学とオカルトが融合したユニークなゲームプレイが、拡張されたエピソードでより鮮明に体験可能だ。
■ 2. 4月10日、チャプター1を超える「真の恐怖」が解禁
これまでのデモ版は導入部が中心だったが、明日のアップデートでは大幅なボリュームアップが予告されている。
- コンテンツの追加: 新しいイベント、より複雑な除霊ミッション、そして街の探索エリアが拡大。
- フィードバックの反映: X(旧Twitter)などで寄せられたユーザーからの意見を元に、操作性や演出のブラッシュアップが行われ、完成度が一段と引き上げられている。
■ 3. なぜ本作はSNSで「バイラル」したのか?
Spicy Gamesのこだわりは、細かなアニメーション演出にある。
- 生きたキャラクター: 単なる静止画の立ち絵ではなく、会話やアクションの端々にキャラクターの個性が滲み出るような、滑らかなアニメーションが施されている。
- 現代的な感性: 中国の都市文化を背景にしつつも、アニメという共通言語を通じて世界中のゲーマーの「情緒」を刺激することに成功した。
「夜のリバーランには、地図に載らない住人がいる。……カメラの準備はいいか?」
📋 『Ghost Hunting Journal』作品スペック
| 項目 | 内容 |
| デベロッパー | Spicy Games (麻辣工作室, 中国・四川省) |
| パブリッシャー | Okasan’s Recipe |
| ジャンル | ナラティブ・アドベンチャー / 超自然ミステリー |
| プラットフォーム | PC (Steam) |
| アップデート日 | 2026年 4월 10일 (拡張デモ版公開) |
| 主な特徴 | 手描きアニメーション、二重主人公システム、ガジェット制作 |
| 舞台 | 架空の中国大都市「リバーラン(Riverrun)」 |
| Steamページ | 都市伝説の深淵へ (デモ版無料) |
💡 編集部の視点:2026年、インディーは「職人芸」へ回帰する
AIによる画像生成が容易になった2026年において、あえて手間のかかる「手描きアニメーション」にこだわった本作がこれほど注目されているのは、非常に象徴的な出来事です。プレイヤーが求めているのは、完璧な効率ではなく、描線の一つひとつに宿る「作り手の熱量」なのかもしれません。拡張デモで明らかになる新しいエピソードが、このアニメーションの魔法をどこまで引き上げてくれるのか、期待に胸が膨らみます。