『プリンス・オブ・ペルシャ』の機動力と『ワンダと巨像』のスケール。低ポリゴン×DNBサウンドが織りなす、新時代のハイテン션・アクション。
2026年 4月 7日 | インディーゲームドットコム 編集部
『MOTORSLICE』は、荒廃した巨大構造物(メガストラクチャー)を舞台に、「スライサー(Slicer)」の少女・Pが機械の軍団に立ち向かうアクションアドベンチャーだ。軽快なパルクールと、チェンソーによる豪快な破壊アクションが最大の特徴となっている。
■ 1. 少女とドローン、孤独な破壊の旅
主人公 P の任務は極めてシンプルだ。荒れ果てた巨大施設に潜入し、すべての機械を破壊して生還すること。
- 相棒との絆: 故障した補助ドローン「Orbie」と共に、Pは迷宮のような廃墟を進む。
- 予기せぬ脅威: 任務は簡単だと思われていたが、施設の奥深くには想像を絶する巨大な「意思を持つ機械」たちが待ち受けていた。
■ 2. パルクール×チェンソー×巨大ボス
本作のゲームプレイは、アクションゲームの歴史を彩る名作たちのDNAを受け継いでいる。
- 流れるような移動: 『プリンス・オブ・ペルシャ』や『ミラーズエッジ』にインスパイアされた機動力。壁を走り、滑り、跳躍するパルクールが、戦闘とシームレスに繋がる。
- 巨像との死闘: 『ワンダと巨像』を彷彿とさせるボス戦では、チェンソーを突き立てて巨大な機械ボスの体を駆け上がり、中枢を破壊するエピックな体験が待っている。
- 静と動のコントラスト: 激しい戦闘の合間には、Pの日常や内面を描く「スライス・オブ・ライフ(日常系)」的な物語が挿入され、ハードコアなアクションに独特の深みを与えている。
■ 3. 低ポリゴン美学と「Pizza Hotline」のビート
ビジュアルとサウンドの融合も、本作がウィッシュリスト上位に君臨する理由だ。
- レトロモダンな映像: ピクセルアートの質感を加えたローポリゴン・グラフィックを採用。広大な砂漠に埋もれた鉄骨の美しさと、Pの鮮やかなキャラクターデザインが対照的に描かれる。
- ドラムンベース(DnB)の鼓動: サウンドトラックは、気鋭のアーティスト Pizza Hotline が担当。ジャングル/DnBをベースにした高速ビートが、パルクールの疾走感を極限まで高める。
- 実力派のボイス: 主人公 P の声は、『NieR:Automata』や『鬼滅の刃』などで知られる実力派声優 キラ・バックランド(Kira Buckland) が担当。フルボイスで綴られる物語が没入感を支える。
「壊すだけじゃ終わらない。この絶望の頂上で、本当の自由を切り拓け。」
■ ブラジルの兄弟が描く「インディーの魂」
開発の Regular Studio は、ブラジルのルカス(Lucas)とルイス(Luiz)の兄弟による2人組チームだ。前作の3Dパズルプラットフォーマー『Togges』で高い評価を得た彼らが、今作ではよりダイナミックで感情的なアクションに挑戦した。
海外メディアは「デモの時点でパルクールと演出の完成度が極めて高い」と評しており、キャラクターの表情一つひとつにまでこだわったアニメーション演出も絶賛されている。
📋 『MOTORSLICE(モータースライス)』作品スペック
| 項目 | 内容 |
| デベロッパー | Regular Studio (ブラジル / 兄弟2名体制) |
| パブリッシャー | Top Hat Studios, Inc. |
| ジャンル | パルクール・アクションアドベンチャー |
| リリース予定 | 2026年 5월 |
| プラットフォーム | PC (Steam / GOG), PS5, Xbox |
| 主なインスピレーション | プ린스・オブ・ペルシャ、ミラーズエッジ、ワンダと巨像 |
| 音楽 / 声優 | Pizza Hotline (DnB) / キラ・バックランド (P役) |
| 核心機能 | チェンソー・アクション、巨大ボス攻略、フォトモード搭載 |
| Steamページ | 機械の塔を駆け上がる (ウィッシュリスト) |
💡 編集部の視点:2026年、アクションは「手触り」で選ぶ
『MOTORSLICE』が特別なのは、単に「かっこいいアクション」を並べただけではない点にあります。移動そのものが楽しく、巨大な敵を倒すプロセスに物語的な重みを感じさせる。Pizza Hotline のエネルギッシュなBGMに乗って壁を走る瞬間、プレイヤーはインディーゲームが持つ純粋な「遊びの熱量」を再確認することになるでしょう。5月の発売に向け、コントローラーの準備をしておくべき一本です。





