AI活用が「必須」の時代へ。受講料は全額無料、現役大手デベロッパーがメンターを担当。
2026年 2月 4日 | インディーゲームドットコム 編集部
韓国文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院(KOCCA)は4日、急変するゲーム産業の技術トレンドに対応するため、カリキュラムを全面的に改編した**「ゲーム人材院 第8期生」**の募集を開始した。
今回の第8期では、ゲーム企画・ゲームアート・ゲームプログラミングの3分野で計60名を選抜。選ばれた受講生は、4月から12月までの9ヶ月間、全額無料で実務中心の教育を受けることとなる。
■ 1. 「AI活用」を必須化、教育期間は9ヶ月に凝縮
第8期の最大の変化は、教育期間を従来の2年から9ヶ月に大幅に短縮した点だ。これは、生成AIの普及により開発スピードが加速している現状を反映したものだ。
- AI開発の義務化: すべての開発プロジェクトにおいてAIの活用を「必須」と定義。
- 最新トレンドの反映: AIアート、AIリテラシー、インディーゲームデザインなど、現場で即戦力となるカリキュラムを20%以上拡大した。
■ 2. 受講料無料、大手出身メンターによる「就職に強い」環境
ゲーム人材院は、累計の**ゲーム企業就職率73%**という驚異的な実績を誇る。
- 最高峰のインフラ: 高性能ワークステーションやVR機器、生成AIツールを完備した開発環境を無償で提供。
- 豪華な講師陣: ネクソン(Nexon)、ネットマーブル(Netmarble)、クラフトン(KRAFTON)など、韓国主要ゲーム会社出身の現役開発者が直接指導にあたる。
■ 3. 募集概要と選발プロセス
支援資格は、2008年3月31日以前に生まれた者(高校生相当以上)が対象となる。
| 項目 | 内容 |
| 募集分野 | ゲーム企画、ゲームアート、ゲームプログラミング |
| 募集人数 | 各学科20名内外(計60名) |
| 出願締切 | 2026年 3月 10日 正午まで |
| 教育期間 | 2026年 4月 〜 12月 (週5日・フルタイム) |
| 選抜方法 | 1次:書類審査 / 2次:対面テストおよび面接 |
💡 編集部コメント
韓国のゲーム人材院は、単なるスクールではなく「即戦力の開発チーム」を作る場として機能しています。今回、AI活用を必須としたことで、卒業生たちがインディーゲーム市場や大手スタジオの制作フローをどのように変えていくのか、その動向に注目が集まっています。
将来のゲームクリエイターを目指す皆さんへ
今回の募集対象は「2008年以前生まれ」となっているため、現在小学生のあなたがすぐに申し込むことはできませんが、**「AIを使いこなす能力」**が将来のゲーム開発においてどれほど重要視されているかを知るための、とても良い指標になるはずです。
韓国コンテンツ振興院事業管理システム:https://pms.kocca.kr/
