■確率型アイテム情報公開施行に先立ち、アイテム範囲、表示事項及び方法具体的基準を設ける
■ 確率情報公開違反監視のためのモニティリング団、法律遵守案内専担窓口運営
文化体育観光部(長官有人村、以下文体部)は2月19日(月)、確率型アイテム情報公開制度(以下、確率情報公開)施行(3.22.)に先立ち、確率情報公開方式についての詳細な解釈基準を案内する「確率型アイテム情報公開関連解説書」(以下、解説書)を配布する。
確率情報公開は「23年2月国会を通過した「ゲーム産業振興に関する法律」(以下ゲーム法)改正案により今年3月22日(金)から施行される予定で、去る1月30日、大統領駐在で開かれた第7次民生討論会で「ゲーム利用者の権益を高めるゲーム産業エコシステム造成」政策の最も核心的な制度として紹介された。
解説書では、確率型アイテムに関連するゲーム会社-ゲーム利用者間の情報非対称性を解消できるように、▴確率型アイテムの範囲、▴確率型アイテム別表示事項、▴ゲーム及び広告・宣伝物内表示方法などについて具体的な基準を用意した。解説書は文体部(www.mcst.go.kr)とゲーム物管理委員会(委員長キム・ギュチョル、以下ゲーム委)ヌリ集(www.grac.or.kr)からダウンロードすることができる。
▲完全に無償で得たアイテムのみ確率情報公開対象から除外
情報公開範囲に関連して直間接的に有償購入可能なアイテムはすべて確率情報公開対象であり、完全に無償で得たアイテムのみが確率情報公開から除外される。特に無償で得られる財貨(例:ゴールドなど)を通じて購入できるとしても、この財貨が直間接的に有料購入できれば、完全な無償の範囲に含まれない。例えば、無料商品を有料で購入した商品と交換できる場合も、間接的な方式の有料購入と見なすことができる。
▲確率型アイテムタイプ別表示事項と方法具体的に規定
確率型アイテム別表示に関しては、まずアイテムのタイプをカプセル型、強化型、合成型、その他のタイプ(数量・期間制限型、確率変動型、天井型)に区分し、各タイプによる確率表示事項と方法を具体的な例に案内し、ゲーム会社で確率を表記する際に参考にできる基準を設けた。さらに、ゲーム利用者の権益を厚く保護するために段階的に確率が適用された場合(例:アイテム合成結果によってグレードが区分され、グレードによって出てくるアイテムが異なる場合など)にも個別の確率をすべて公開するように規定した。
▲確率型アイテム情報利用者がわかりやすく表示、広告・宣伝物でもあらかじめご案内
確率型アイテムの確率情報は、パーセンテージなど利用者がわかりやすい方法で表示し、原則としてゲーム物内ではアイテムの購入・照会または使用画面に、インターネットネットハウスでは文字列または数字列で検索できるように提供しなければならない。ゲーム広告・宣伝物でも「確率型アイテムを含む」というフレーズを表示させ、ゲーム利用者に事前に案内できるようにした。
▲確率情報公開監視のための監視団、法律遵守案内専担窓口運営
文体部は今回の解説書の配布とともに、制度施行以後違法事例を監視するための確率型アイテム監視団(24人)をゲーム委とともに運営する。また、ゲーム委内に法律遵守案内のための専担窓口を通じて有線で対応し、確率表示義務のある事業者が制度をよく履行できるよう支援する計画だ。
先に、ユ・インチョン長官はゲーム分野民生討論会のフォローアップをチェックするためにゲーム委を訪問(2.16.)し、「確率型アイテム情報公開モニタリングを徹底的に準備し、公開予定の解説書の拡散にも力を入れ、制度が現場に成功的に安着できるように最善を尽くしてほしい。」とし「文部はゲーム利用者の権益を保護し、ゲーム市場の不公正問題を解消するために最善を尽くす」。と明らかにしたことがある。