韓国文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院(KOCCA)は、韓国障害者雇用公団と共同で、障がい者のゲームアクセシビリティ(操作性・接近性)向上を目的とした教育コンテンツを、オンライン学習プラットフォーム「エデュコカ(EDUKOCCA)」にて公開した。

■ ゲーム産業における「バリアフリー」の拡散へ
今回のプロジェクトは、2021年に両機関が締結した「障がい者認識改善およびコンテンツ共同開発」に関する業務協定の一環として進められた。昨年公開されたバリアフリーの概念や法規定に関する教育に続き、今年はより専門的な**「ゲームアクセシビリティ」**に焦点を当てている。
■ 教育コンテンツの主な構成(全6回)
教育内容は、ゲーム開発者や業界関係者が実務に活用できるよう、以下のような体系的なカリキュラムで構成されている。
- ゲームアクセシビリティの現状: 市場規模や障がい者ゲーマーのニーズ分析。
- アクセシビリティの代表事例: 実際にバリアフリー機能を導入して成功したグローバルタイトルの事例紹介。
- 設計・開発ガイドライン: 視覚・聴覚・肢体障がいなど、各タイプに合わせたゲームデザインの具体的な手法。
■ ESG経営とバリアフリーの推進
両機関は単なるコンテンツ開発に留まらず、既存の「インディーゲームの理解」や「AIサービス」などの講座に対しても手話字幕を製作するなど、コンテンツ産業内でのESG(環境・社会・ガバナンス)価値の実現に注력하고 있다.
KOCCAコンテンツ基盤本部のユ・ユノク本部長は、「今回の教育コンテンツが、業界内でのバリアフリー認識向上のきっかけになることを願っている。今後も協力体制を維持し、誰もがコンテンツを楽しめる環境作りに寄与したい」と述べた。
■ 「エデュコカ(EDUKOCCA)」とは
「誰もが簡単に学べるK-コンテンツ」をスローガンに、放送、ゲーム、公演、漫画などコンテンツ産業全般にわたる約700の講義を無料で提供しているプラットフォーム。年間3万人以上が利用しており、就業準備生から現役クリエイターまで幅広く活用されている。