「いらっしゃいませ」の向こう側に広がる、名もなき人々の日常。ジブリ作品や『深夜食堂』にイン스パイアされた、心温まるナラティブ・シミュレーション。
2026年 2月 20日 | インディーゲームドットコム 編集部
Nagai Industries は、1990年代初頭の日本を舞台にした新作ゲーム**『inKONBINI: One Store. Many Stories』**を2026年4月にリリースすると発表した。本作は、派手なアクションや経営の最適化を競うのではなく、コンビニという場所で交差する「人間模様」と「日常の質感」を丁寧に描く作品だ。
■ 1. 「一期一会」を大切にする、スローな店番体験
プレイヤーは大学生の早川真琴となり、休暇中に叔母のコンビニを手伝うことになる。
- 日々のルーティン: 商品の陳列、在庫の注文、レジ打ち。これらの作業は効率化のためではなく、日常の心地よいリズム(ASMR的な心地よさ)として設計されている。
- 対話の分岐: 訪れる常連客との会話は選択肢によって変化し、彼らの抱える悩みや人生が少しずつ明かされていく。
- こだわりの細部: 店内に設置されたガシャポンでカプセルトイを集めたり、90年代特有の静かな夜の雰囲気を感じたりと、没入感を高める要素が満載だ。
■ 2. デジタルを介さない「手仕事」のアート
本作のビジュアルには、並々ならぬこだわりが詰まっている。
「日本メディア特有の温度感を表現したかった」 —— ディレクター、ディマ・シェン氏
特筆すべきは、店内に並ぶ200種類以上の商品パッケージだ。これらはコンピューターを一切使わない60代の日本人ブックデザイナーがすべて手書きでデザインし、それをデジタル化することで、現代のゲームにはない独特の温かみとリア리티を生み出している。
■ 3. Indie Fan Fest 2026 での熱狂
先日開催された「Indie Fan Fest 2026」では、新たなストーリートレーラーが公開された。
- 圧倒的な支持: 以前、Dexerto が SNS で動画を共有した際には、一日でウィッシュリストが3万件増えるなど、すでに世界的な期待作となっている。
- 体験版の反響: 現在 Steam で公開中の体験版は、「わずか40分のプレイでも、登場人物たちのその後の人生が気になって仕方がない」と高い評価を得ている。
📋 『inKONBINI』作品情報(2/20時点)
| 項目 | 内容 |
| 開発元 | Nagai Industries (東京) |
| 発売元 | Beep Japan / Nagai Industries |
| リリース予定 | 2026年 4월 30일 (予定) |
| プラットフォーム | PC (Steam), PS5, Xbox Series X|S, Switch |
| ジャンル | コジー・ナラティブ・シミュレーション |
| 対応言語 | 日本語、英語、韓国語、中国語ほか |
| Steamページ | デモ版をプレイしてウィッシュリストに追加 |
💡 編集部の視点
激しい戦闘や複雑な管理に疲れた現代人にとって、このゲームは最高の「隠れ家」になるでしょう。90年代のコンビニが持っていた、あの「どこか寂しくて、でも安心する」独特の空気感。4月の開店が今から待ちきれません。
開発会社ホームページ:
https://inkonbini.com/




