– 27年のサウンドデザイン経験と青年開発チーム技術協力で完成
– リアルタイム音楽・効果音・声優音声生成にライブラリ・エディタ・購読型サービスまで支援
– インディゲーム会社・教育機関必須プラットフォーム期待
ゲームサウンド専門企業創造工作所と青年AI開発チーム「海」が共同開発したAIベースのゲームサウンドプラットフォーム「 ゲームサウンドAI(gamesound.ai)」が30日に正式発売された。

今回のプロジェクトは創造工作所が20年以上運営してきたサウンドデータベースと27年間蓄積されたサウンドデザイン経験に、海のAI技術力を加えて完成した。現在、関連技術は3件の特許出願が進行中である。
ゲームサウンドAIは、ゲーム開発に必要な音楽と効果音を自動的に生成し、声優音声合成と編集までサポートする統合型サウンド制作プラットフォームである。利用者はテキストや画像を入力して所望の雰囲気のサウンドを得ることができ、創造工作所が保有する膨大なサウンドライブラリと組み合わせて既存のデータとAI生成結果を並行活用することができる。
必要に応じて利用者は音源要請掲示板を通じて希望のサウンドを申請することができ、専門デザイナーがこれをカスタマイズして提供するサービスも用意されている。
プラットフォームはリアルタイムで状況に合った音楽と効果音を製作することができ、声優大使を様々なトーンと感情で合成する機能も提供する。映像と連動してサウンドを配置して編集できるエディタが搭載されており、USB保存機能により場所の制約なく作業を続けることができる。
プロジェクト単位のコラボレーションも可能で、多数の開発者が一緒にサウンド作業を進めることができる。また、EQとコンプレッサー、空間感を与えることができるリバーブのほか、コーラス、ディストーションなど必須のエフェクターを活用して専門エンジニアレベルの品質を実現することができ、自動生成と手作業補完を組み合わせたハイブリッド制作方式により、様々なジャンルや文化圏のサウンドにも対応できる。
今回のプロジェクトを共同開発した海はシン・ハジュン(ニューヨーク州立大学コンピュータエンジニアリング科)とキム・ドフン(大津大学電気工学科)で構成されたAI専門チームだ。創造工作所の投資を基に今回の開発を進め、国内法人設立を準備中だ。海チームは後続のAIプロジェクトまで計画しており、今後の技術拡張を続ける計画だ。
一般的にAIベースのオーディオプラットフォームは、音楽、効果音、音声合成をそれぞれ別々のサービスとして提供し、機能ごとに3万~5万ウォンレベルの費用を支払わなければならない。一方、ゲームサウンドAIはこれら3つをすべて統合提供して単一の購読モデルとして利用できるという点で費用効率性と利便性を同時に備えた。
利用料金は約月3万ウォンの購読型モデルとして策定された。ゲーム発売以後、購読を解除しても制作されたサウンドは引き続き使用できるようにポリシーを設計してコスト効率を高めた。インディーゲーム会社や学生開発者に実質的な代案となることができ、全州大学やゲームマイスター高校など教育機関では教育用プラットフォーム導入を準備中だ。大学講義や公共機関・団体でも活用可能な構造だ。
シン・ソホン創造工作所代表は「ゲームサウンドAIは長期間蓄積した経験とAI技術を組み合わせたプラットフォームで、サウンド制作の効率性を高め、アクセシビリティを広げることができるだろう」とし「自動化サービスと高品質スタジオ作業を並行して国内外のゲームオーディオ産業の競争力を強化していく」と話した。
