インディーゲームパブリッシャーのoffbrand games(オフブランド・ゲームズ)が、開発社UmiArt(ウミアート)と組んで展開するシングルプレイ社会推理ローグライクカードゲーム**『Demon Bluff(デーモン・ブラフ)』**を、2026年11月にSteamで正式リリースする。正確なリリース日は後日発表される予定だ。
今回のリリース情報は、「Convergence Games Showcase(コンバージェンス・ゲームズ・ショーケース)」で初めて公開された。offbrand gamesは発表とあわせて、実際のプレイの様子がわかる新トレーラーも披露し、世界のゲーマーの注目を集めた。
ジャンルの珍しい組み合わせと独創的なゲーム性を備えた『Demon Bluff』は、正式リリースに先立ってSteamストアページを開設し、世界中のユーザーを迎える準備を進めている。
すべてのカードが嘘をつきうる村
『Demon Bluff』は、人狼(マフィア)ゲームなどで知られる「社会推理」の緊張感に、繰り返し遊ぶ楽しさを加えた「シングルプレイ・デッキビルディング・ローグライク」を組み合わせた新作だ。プレイヤーは堕落した村を調査し、2Dカードアートで描かれた様々な人物(カード)と出会いながら手がかりを集めていく。
ゲームの核は、村人になりすまして嘘でプレイヤーを欺こうとする悪魔とその手下たちを見抜き、本物の村人と力を合わせて、潜んでいる悪魔をすべて見つけ出して討つことだ。推理を誤って間違った判断を下した瞬間にゲームが終わる、ローグライク特有の高い緊張感を味わえる。
デッキを育てるローグライク構造、多彩なモードを用意
ゲームは、社会推理の緊張感にローグライクのデッキビルディング構造を組み合わせている。基本モードでは、ランダムに構成されるデッキを使って複数の村を順に救っていく。
デッキビルディングモードでは、自分でデッキを組んだうえで、より複雑なカードやアップグレード、嘘が登場する段階的な挑戦に挑める。エンドレスモードとチャレンジモードも用意されている。
村を救うと新たなキャラクターカードが登場し、デッキやランダムな遭遇に追加される。カードスキン、カードの裏面、装飾アイテムを集めてカスタマイズすることもできる。開発社は、100種類以上の固有キャラクターカード、多彩なカスタマイズ要素、次第に複雑になるメカニクスとチャレンジを主な特徴として挙げている。
ポーランドの兄妹が設立したUmiArt、Northernlionも開発を支援
開発元のUmiArtは、ポーランド出身の兄妹(姉弟)が設立したスタジオだ。覚えやすく、それでいて奥深く、繰り返し遊ぶ価値の高い2Dカードゲームの制作に注力していると明かしている。
ピョトル・クフィアトコフスキ(Piotr Kwiatkowski)氏は、シニアUnity開発者兼2Dアーティストで、Ten Square Gamesなどでモバイルゲーム開発のキャリアを積んできた。アグニェシュカ・クフィアトコフスカ(Agnieszka Kwiatkowska)氏は、美術大学を卒業したジュニア2Dアーティストで、キャラクターアートとアニメーションを担当している。
ローグライクゲームの配信者として知られるNorthernlion(ノーザンライオン)氏も開発を支援している。プレスリリースによると、Northernlion氏はoffbrand games、Ludwig Ahgren(ルートヴィヒ・アーグレン)氏とともに開発費を支援し、プレイテストやデザインへのフィードバックに参加する。配信やソーシャルコンテンツの制作も担当する予定だ。
パブリッシャーによると、Northernlion氏の全プラットフォームのフォロワーは約320万人、offbrand gamesとLudwig Ahgren氏の総リーチは約1,800万人にのぼるという。
Steam人気ランキング250位圏内、約30万人がプレイテストに参加
『Demon Bluff』は、シングルプレイの社会推理というユニークなコンセプトで、リリース前から注目を集めてきた。Offbrand Gamesによると、Steamのウィッシュリストは約23万件に達し、Steamの人気ゲーム上位250位圏内に入った。
Northernlion、DisguisedToast、Retromation、Aliensrockなど、主要なコンテンツクリエイターを通じても話題になったという。
プレイテストには30万人近いユーザーが参加し、平均プレイ時間は6時間近くに達した。8,800人以上が集まるDiscordコミュニティでは、ユーザーがMODやカスタムカード、デイリーパズルを自ら作って活動している。
『Demon Bluff』は2026年11月のSteamリリースを控えている。正確なリリース日、価格、日本語対応の有無はまだ発表されていない。Steamストアページでウィッシュリストに追加できる。

編集部コメント
人狼のような社会推理ゲームは本来、複数人の心理戦があってこそ成立するジャンルだが、本作は「嘘をつくカード」を相手にすることで、その緊張感をソロプレイに移植した。誰の証言が真実で誰が偽っているのかを論理的に詰めていく遊びは、推理パズルに近い手触りであり、1回の誤判断で終わるローグライクの構造が、その判断の重みを一段と高めている。
プレイテストで約30万人・平均約6時間という数字は、リリース前のタイトルとしては異例の厚みであり、DiscordでのMODやデイリーパズルの自主制作も、すでにコミュニティが自走していることを示している。Northernlion氏をはじめとする配信者の支援は、ポーランドの小規模な兄妹スタジオにとって強力な後押しになるだろう。日本語対応の有無は未発表だが、人狼文化が根付いた日本でも受け入れられやすいテーマだけに、今後の続報に期待したい。
「デーモン・ブラフ」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | UmiArt |
| パブリッシャー | offbrand games |
| ジャンル | シングルプレイ社会推論、ログライクカードゲーム、デッキビル |
| プラットフォーム | PC(スチーム) |
| 発売日 | 2026年11月(正確な日付未公開) |
| 言語 | 未確認 |
| 反応/評価 | スチーム蒸し約23万個、プレイテスト参加約30万人(平均約6時間)、ディスコード8,800人+ |
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