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    忘却の川に残された記憶で死者を裁く——K-インディー2人開発チームMeisomiの心理ホラーアドベンチャー『Below Lethe(レテの川)』Steamデモ公開、全イラスト手描き

    손으로 그린 흑백 그림과 종이 질감 눈길
    By Editorial Team2026년 10월 14일1 Min Read

    韓国の2人組インディー開発チームMeisomi(メイソミ)が、ストーリー重視の心理ホラーアドベンチャー新作**『Below Lethe(レテの川)』**を準備している。

    ギリシャ神話の死者の世界を舞台にした本作は、死者たちの記憶を手がかりに事件の真相を暴き、被告の罪を立証していく、ユニークな法廷推理スタイルの作品だ。

    特に目を引くのがビジュアルだ。開発チームは、ゲーム内のすべてのイラストを生成AIを使わず、100%手作業で描き上げたと明かしている。独特のモノクロの絵と紙の質感をそのまま活かした映像表現が、奇妙でありながら深い没入感をもたらすと期待されている。

    レテの川に残された記憶で行う冥界の裁判

    ギリシャ神話において、忘却の川「レテ」を渡った死者は、生前の記憶をすべて失うとされる。しかし本作では、死者たちが残した記憶が川の水に染み込み、事件を解く重要な手がかりとなる。

    魂が裁判の場に立つと、先に川を渡った者たちの記憶が水面に浮かび上がってくる。その記憶の中には、被告を愛した者、憎んだ者、あるいはほんの一瞬すれ違っただけの者たちが見た、人生の断片がそのまま刻まれている。

    裁判に立つ死者は、自らの人生を語り、必死に自分を弁護する。しかし、証言だけでは正当な判決を下せないという冷徹なルールの中で、ゲームの本当の物語が始まる。

    記憶の断片を組み合わせて事件を再現する「ディカイオン」

    プレイヤーは、死者の裁判で検察官のような役割を担う「ディカイオン」となる。レテの川に浮かび上がった断片的な記憶を丹念に調べ、被告の偽りの証言の向こうに隠された事件の真相を明らかにしなければならない。

    推理の過程はかなり精緻だ。記憶の中に何人いたのか、それが誰だったのか、事件がどのような順序で起きたのかを正確に把握する必要がある。そのうえで、正しい人物と行動を「記憶の水」の上に適切に配置すると、その日の出来事が生々しく再現される。こうして完成させた記憶は、3人の審判官の前に提示する証拠となる。

    プレイヤーはその証拠をもとに、被告の罪とその重さを余すところなく立証し、妥当な判決を導き出さなければならない。審判官たちは、ついに明らかになった真実と被告の最後の弁明を総合して、魂の運命を決定する。

    明白だった罪が覆る瞬間、そして2つの結末

    Steamページで紹介されている最初の裁判は、平凡に始まる。被告が自らの人生を語り、記憶がひとつずつ明らかになるにつれ、罪は明白に見えてくる。しかし判決の直前、審判官の1人が「待て」と言い、裁判は再び動き出す。被告が隠してきた真実が明らかになり、すでに決着したと思われた事件は新たな局面を迎える。

    すべての真実が明らかになった後、プレイヤーは最後の判断を下さなければならない。開発チームは、すべての事実を知ってもなお、ひとつの正解を選ぶのは難しいかもしれないと説明している。プレイヤーの選択によって、物語は2つの結末のいずれかへと続いていく。

    手描きのモノクロイラストと紙の質感

    ビジュアル面では、開発チームが自ら描いたモノクロのイラストと、アナログな紙の質感を積極的に活用し、独特で陰鬱な雰囲気を醸し出している。

    特にMeisomiは、ゲームに使われたすべてのイラストを生成AIの助けを借りずに100%手作業で制作したと強調している。実際にSteamページにも「手描き」と「2D」のタグが登録されており、職人気質が感じられるインディーゲームならではの手触りが期待される。

    開発とパブリッシングは、2人組の開発チームMeisomiがすべて担当している。対応言語は日本語、韓国語、英語、簡体字中国語で、いずれもインターフェースと字幕に対応しており、フル音声は提供されない。

    編集部コメント

    「レテの川を渡れば記憶を失う」という神話の設定を逆手に取り、川に溶け込んだ他者の記憶を証拠に変えるという着想が秀逸だ。記憶の中の人数、人物、出来事の順序を特定し、「記憶の水」の上に配置して事件を再構築する推理システムは、『Return of the Obra Dinn』や『The Case of the Golden Idol』のような観察と論理の推理ゲームを思わせつつ、冥界の法廷という舞台で独自の手触りを生んでいる。

    罪の有無だけでなく「罪の重さ」と「魂の運命」まで問い、すべての真実を知った後も正解が揺らぐという設計は、逆転裁判的な法廷ドラマとは異なる、倫理的な重みのある体験を予感させる。生成AIを使わず全イラストを手描きしたことを明言する姿勢も、2人開発チームの作家性の表れといえるだろう。日本語に対応したデモが配信中なので、ミステリーや心理ホラーが好きなプレイヤーはぜひ最初の裁判を体験してみてほしい。


    「レテの川(Below Lethe)」に関する情報
    アイテム内容
    ゲーム名レッテの川(Below Lethe)
    開発会社メイソミ(Meisomi)
    パブリッシャーメイソミ(Meisomi)
    ジャンルストーリー中心心理恐怖アドベンチャー、インディ
    プラットフォームPC(スチーム)
    発売日未定(発売予定)
    言語韓国語、英語、日本語、簡体字中国語(インターフェース・字幕)
    デモスチームで利用可能
    反応/評価発売前、スチームユーザー評価なし
    スチームページショートカット
    Editorial Team
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