タイ・バンコクのインディー開発社Nomadic Games(ノマディック・ゲームズ)が開発し、Rising Tide Publishingが配給する武侠アクション新作『Burning Sword: Death Sun(バーニング・ソード:デス・サン)』の新デモが、無料で公開された。
Steamで突如登場した今回のデモは、戦闘のテンポをさらに速く改善し、軽いローグライクの成長要素を加えて、新たなプレイスタイルを試せるよう全面的に作り直された点が特徴だ。
Unreal Engine 5で制作された3人称ハックアンドスラッシュアクションゲームの『Burning Sword』は、古典的な武侠映画からインスピレーションを得た、精密でスピード感のある剣術が光る作品と評価されている。
復讐の刃の上で繰り広げられる武侠アクション
プレイヤーは死の淵から生還した「赤き塵の魔教(Crimson Dust Demon Sect)」の教主ジャン・イーシエン(Zhang Yixian)となり、凄絶な復讐劇を繰り広げる。
武林の門派が天下を分割支配する混乱の時代を背景に、主人公の最終標的は致命的な「デス・サン」の毒を操る武林最強の使い手ガオ・ティエンチー(Gao Tianqi)だ。プレイヤーは彼のもとへ辿り着くため、剣術、掌法、強力な内功を駆使して、行く手を阻む武林の達人たちを次々と撃破しなければならない。
開発陣がゼロから磨き直して披露した今回のデモは、ユーザーが退屈する間もなく戦闘に飛び込めるよう最適化された動線を備えている。
武侠アクションの手応えを活かした従来の核心的な戦闘と難易度はそのままに、反復プレイの面白さを生むローグライトシステムを新たに載せた。これによりプレイヤーは、毎回新たな挑戦の中で自分だけの差別化されたアクションスタイルを研究し、試すことができる。

Unreal Engine 5で捉えた武侠映画の質感
Unreal Engine 5で開発された『Burning Sword: Death Sun』は、古典的な武侠映画特有の情緒を現代的なビジュアルで再解釈することに集中した。
特に刀身が赤く燃え上がる華やかなエフェクトと、一瞬も目を離せないスピード感あふれる剣術アクションが本作の核心だ。
現在Steamストアページには、ハードコアアクション、ダークファンタジー、ゴア(Gore)などのタグが登録されており、開発社も強度の高い暴力性と残酷な流血描写を予告している。全体として荒々しく重厚な雰囲気のアクションゲームになる見込みだ。
バンコク現地の浸水被害の中でも最終ビルドを配布
Nomadic Gamesは2020年にタイ・バンコクで設立された独立ゲームスタジオだ。ゲームプレイをあらゆる冒険の中心に据えるという目標を掲げており、本作を通じて、深みと個性のあるシステムを備えた武術ゲームを披露するという抱負を明かしている。開発チームは25人規模だ。
開発チームによれば、新デモの公開前にバンコクの一部地域で浸水被害が発生した。一部のチームメンバーは、自宅に水が入り込む状況の中で最終デモビルドを配布したといい、開発社は現場の写真も併せて公開した。

以前のデモは「速い戦闘とスタイリッシュな演出」が好評
以前のデモに触れた動画制作者やメディアは、主に速い戦闘とスタイリッシュな演出に言及した。
YouTuberのMakeItLook EZは「このゲームは本当にスタイリッシュだ」と評し、同じチャンネルのChaosDTVは戦闘が素晴らしいと評価した。ゲームメディアDSOGamingのジョン・パパドプーロス(John Papadopoulos)氏は、自分が見た限りでは一般的なソウルライクよりもテンポがはるかに速いゲームだと説明した。
編集部コメント
「武侠映画の剣術を、ソウルライクより速いテンポで見せる」という方向性は、近年増えた「ソウルライク全盛」への対抗軸として分かりやすい。刀身が赤く燃えるエフェクトという視覚的な記号も、スクリーンショット一枚で作品の個性が伝わる強さがある。デモの全面改修で、ローグライト要素の追加という大きな方向転換を試している点は、アーリーアクセスに向けた実験の段階として興味深い。
本誌が8月23日に報じた韓国1人開発の武侠エクストラクション『約仙伝記:滅地図』など、アジア圏のインディーで武侠というジャンルが相次いで登場している。そのなかで、バンコクの25人チームがUnreal Engine 5で映画的な質感に踏み込むのは、規模面でも差別化の一つだ。浸水の中でもビルドを配布したという話は、開発の現場の事情を伝えるエピソードだが、作品の評価はあくまで無料デモの手触りで確かめるのが筋だろう。リリース日は未定で、続報を待ちたい。
「バーニングソード:デスサン」に関する情報
| アイテム | 内容 |
|---|---|
| 開発会社 | Nomadic Games(タイバンコク、2020年設立、25人チーム) |
| パブリッシャー | Rising Tide Publishing |
| ジャンル | ウクシアの核とスラッシュアクション(軽量ログライト要素) |
| プラットフォーム | PC(スチーム) |
| 発売日 | 未定(スチームページ「リリース予定」、早期アクセスタグ表記) |
| デモ | 無料(スチーム公開中) |
| エンジン | Unreal Engine 5 |
| 反応/評価 | 以前デモ好評(YouTube・DSOGaming)、スチームユーザー評価なし |
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