リアルタイム3Dコンテンツ制作および運用プラットフォームを提供するUnityが「テクニカルアーティストのためのUnity:主要ツールセットとワークフロー」ガイドを公開した。
「テクニカルアーティストのためのユニティ:主要なツールセットとワークフロー」は、ユニティがテクニカルアーティストのために提供する新しいタイプの無料ガイドです。 「エネミーズ(Enemies)」デモを制作したユニティデモチームの意見を元に制作された。
また、Unity 2021 LTS(Long Term Support)以降の最新バージョンで使用できるオーサリングツールやAPIについても確認でき、ツールセット、パイプライン、ワークフローなどテクニカルアーティストに必要な専門知識を詳しく紹介しており、最適なコンテンツ制作のための効率的なワークフロー構築に役立つと期待される。
このガイドでは、プリファブ(Prefabs)、プロダクションパイプライン(Production pipeline)などのアセットに関するガイドをはじめ、創作作業に役立つユニティツールや技術ガイドを紹介します。まず、アセットチャプターでは、非破壊アセットパイプライン(Non-destructive Asset Pipeline)、アセットデータベース、DCC(Digital Content Creation、デジタルコンテンツ制作)ツール関連作業などのテーマが含まれる。
その後、レンダリングパイプラインの章では、ユニバーサルレンダリングパイプライン(Universal Render Pipeline、URP)と高解像度レンダリングパイプライン(High Definition Render Pipeline、HDRP)の最適化された作業プラットフォームと特長を説明しています。
このほかにも、GI(Global Illumination、グローバル照明)を使った没入感あふれる照明効果の生成、コードを書かずにUnityプロジェクトのゲームロジックを作ることができるUnityのビジュアルスクリプティング(Visual Scripting)システム、Unityの総合的な2Dツールスイートを活用した2Dゲーム制作など、技術力を高めるのに役立つリソースを提供する。
付録では、デジタルヒューマンとユニティの専門的なアート制作ツールについても確認することができる。特に「ユニティのデジタルヒューマン」では、ユニティデモチームのデジタルヒューマン制作過程を「ザヘレティック(THE HERETIC)」と「エナミズ(Enemies)」を通じて詳細に紹介しており、データ収集や処理から目、毛髪、皮膚など人間の細かい表現を再現するために使用したソリューションと技術を詳しく見ることができる。
「テクニカルアーティストのためのUnity:主要なツールセットとワークフロー」の専門は、Unityの公式ページで確認できます。