「ゲームオーバーのない、温かな抱擁のような世界」。リコリスの森や砂糖のローラーコースターなど、夢のようなお菓子王国を築こう。
2026年 3月 8日 | インディーゲームドットコム 編集部
ボローニャの Power Up Team は、テーマパーク建設シミュレーション**『Candy Luna Park』**の無料デモ版をSteamでリリースした。本作は、従来の経営シミュレーションにつきものだった「倒産のリスク」や「時間制限」を一切排除した、プレイヤーの感性のみに寄り添うヒーリングゲームだ。
■ 1. ストレス値「ゼロ」の建設体験
『Candy Luna Park』の最大の特徴は、プレイヤーを急かさないことにある。
- 失敗のない世界: 管理ミスでパークが崩壊したり、時間が足りなくてゲームオーバーになることはない。ただ、自分のペースで広大な空き地に甘いアトラクションを配置していくだけでいい。
- 選べるプレイスタイル: 資源を一つずつ手動で集めるこだわりのプレイも、可愛いヘルパーを雇って自動化し、自分は拡大計画をのんびり練るだけの放置プレイも可能だ。
■ 2. 5つの魔法エリアと「お菓子」のギミック
パークには、コンセプトの異なる5つの魔法地帯が用意されている。
- 甘い驚き: 「リコリス(甘草)の森」を散歩したり、怖さよりも甘さが際立つ「マジパンの幽霊屋敷」を建てたりと、エリアを広げるたびに新しい発見がある。
- デモ版の内容: 公開されたデモでは、最初のバイオームを舞台にしたチュートリアルがプレイ可能。パーク建設の基礎を学びながら、少しずつお菓子王国が広がっていく心地よさを体験できる。
■ 3. 文化都市ボローニャから生まれる創造性
開発の Power Up Team は、2022年にイタリアのボローニャで設立された。
- 多彩なスペクトラム: 彼らは本作のような癒やし系ゲームだけでなく、3月13日に発売を控えているダークファンタジー・ローグライト**『Vespera Bononia』**(実在のボローニャの建物を3Dスキャンして再現した意欲作)も開発している。
- イタリアのインディー魂: 西欧の中でもまだ小規模なイタリアのゲーム産業において、彼らは「ゲーミフィケーション」や「3Dアセット」の専門知識を武器に、独創的な作品を次々と生み出している。
「ここは、肩の力を抜いて一息つける、世界で一番甘い避難所。」
『Candy Luna Park』作品スペック
| 項目 | 内容 |
| デベロッパー | Power Up Team (イタリア・ボローニャ) |
| リリース予定 | 2026年内 (デモ版は現在配信中) |
| プラットフォーム | PC (Steam) |
| ジャンル | 癒やし系テーマパーク建設シミュレーション |
| 特徴 | 時間制限なし、ゲームオーバーなし、5つのバイオーム |
| Steamページ | お菓子の国へのチケットを受け取る |
編集部の視点:対極の作品を作るスタジオの「幅」
Power Up Teamが本作と同時に、暗く陰鬱なボローニャの地下を描く『Vespera Bononia』を開発しているという事実に驚かされます。お菓子の国とダークファンタジー。この振り幅の広さこそが、彼らの技術力の証でしょう。『Candy Luna Park』は、Nextフェスが終わってもデモ版が継続して提供される数少ないタイトルの一つ。忙しい日常の合間に、ぜひ一度この甘い魔法に触れてみてください。
スチームショップページ:
https://store.steampowered.com/app/3602180/Candy_Luna_Park/

