– 12月23日、研究成果総合まとめた「2020~2024ゲーム利用者研究解説書」発刊
– 5年間パネル・臨床医学集団研究基盤ゲームと健康の関係を国民の目の高さで説明
– 青少年・保護者対象正しい利用文化形成とゲームをめぐる社会的認識転換提示
韓国コンテンツ振興院(院長職務代行ユ・ヒョンソク、以下KOCCA)は12月23日、2020年から2024年まで5年間推進したゲーム利用者パネル研究とゲーム利用者臨床医学コホート研究の主要成果を国民の目の高さに合わせてまとめた「2020~2」。
今回の解説書は、ゲーム利用障害疾病コード登録議論が続く状況で、ゲームと健康の関係をめぐる否定的認識を正し、国民が科学的根拠に応じてゲーム文化を理解するように支援するために企画された。これまでの研究結果に基づき、ゲーム利用がすぐにゲーム利用障害という病気につながらず、疾病コードの登載を裏付ける科学的根拠が十分ではないことを簡単に説明し、健康な利用習慣を養うための実践方案を共に提示した。
◆個人特性に応じて変化するゲームの影響確認により、均一中毒認識の限界を提示
今回の解説書は「専門研究の大衆化」に特に注目し、一目で核心を把握できる案内資料を用意し、専門用語と学術情報、研究データを簡明かつ正確に伝達するように視覚資料中心に再構成した。研究の主な内容と意味のある結果が国民に効果的に伝えられるように核心事項を体系的に配置した。
今回の解説書は、「ゲーム利用者に対する基本的な理解を助けるための見解とコアガイド」、「ゲームが持っている誤解と真実」、「ゲーム利用者に向けたパラダイムの転換」など、青少年と保護者の両方が容易に理解できる内容で構成した。
特にパネル研究を通じて蓄積されたデータは、年齢・性別・利用時間などによってゲームが精神健康への影響が互いに異なって現れるということを示し、ゲームを画一的に「中毒」と規定する観点から抜け出す必要性を示唆するというメッセージを含んでいる。また、研究結果を単純に整理する水準を超えて、家庭や学校、社会全体でゲーム利用者に対する理解と教育の必要性を一緒に見て、ゲーム利用者を眺める認識転換と新しい視点の重要性も一緒に案内した。
KOCCAユ・ヒョンソク院長職務代行は「5年間蓄積された科学的研究結果をもとに、ゲームをバランスの取れた観点から理解すべき文化として認識するきっかけを設けた」とし、「今回の解説書が青少年と保護者が共に正しい利用文化を形成し、ゲームを取り巻く世代間認識差を狭めることに寄与することを期待する」と話した。
より詳細はコンジンウォンヌリ集(www.kocca.kr)の「コンテンツ知識」メニューの「2020~2024ゲーム利用者研究解説書」で確認することができる。

