ビジュアルダート(イ・ジェユン)は自社が開発中のランニングゲーム「ファインディングモモ(Finding Momo)」のモバイルバージョンを初公開すると26日明らかにした。

「ファインディングモモ」は釜山インディコネクトフェスティバルの公式メインキャラクターであり、バーチャルユーチューブ「ジョン」が逃げたモモを探し、釜山の主要観光地を走る方法で進行されるゲームだ。特に、ゲーム内でリサイクルアイテムを集めるミッションを行いながら、環境保護に対する認識を高めることが特徴である。

このゲームは、2024東京ゲームショー、2024ジスタ、2024ウィプレイ、2024ゲームスカムアジア、海雲台ゲームポップアップ展示「Dive the Game-verse」、2025台北ゲームショーなどでPC版で公開されている。このゲームは参観客から「リサイクルアイテムを集めるのが興味深い」、「ややもすれば普通のランニングゲームだが、視点を変えてサーフィン機能を追加すれば釜山地形を活用して一味違うプレイができた」などの肯定的なフィードバックを得たことがある。

「ファインディングモモ」はESG(環境、社会、支配構造)の価値の中、環境保護に焦点を合わせたゲームだ。開発チームは海外の様々な国で経験した環境問題を思い浮かべている中、大韓民国のように徹底的にリサイクル分離収集を実践する国家が多くないことに注目した。しかし、リサイクルがきちんと行われず、多くのゴミが海に流入しており、これは海洋生態系だけでなく、人類にも深刻な影響を及ぼしていた。これに伴い、開発チームは幼い頃からゲームを通じて環境保護の重要性を自然に身につけ、大人になってもこれを実践できるようにするためを開発の核心目標として開発に邁進してきた。

ランニングゲームのジャンルはアクセシビリティが高く、多様な年齢層が簡単に楽しめる。これに「ファインディングモモ」も簡単で面白いゲームプレイを提供しながら、環境保護という社会的価値を伝えることができるようにした。子供たちが自然に環境保護に対する肯定的な認識を持つように誘導し、持続的な関心を維持できるように様々な要素を追加する計画だ。

ビジュアルダートは「ファインディングモモ」を通じて環境団体(NGO)や環境にやさしいブランドとコラボレーションし、ゲーム内ミッション遂行が実際の環境保護寄付につながるシステムを構築する計画だ。例えば、特定のミッションを完了すると、企業が環境保護プロジェクトに一定量を寄付する方式だ。また、環境にやさしいブランドやリサイクル業者と協力して現実から回収したリサイクルアイテムをゲームアイテムとして補償するプログラムも準備中だ。

ビジュアルダート関係者は「ゲームを通じて子供たちが環境保護の重要性を自然に身につけ、実際の行動につながるようにすることが目標」とし「ゲームと現実を結ぶ環境保護プロジェクトとして位置づけることができるように努力する」と伝えた。

「ファインディングモモ」は年内に発売される予定で、ビジュアルダートは今後もESG価値を込めたゲームを継続的に開発する計画だ。

인디게임닷컴 편집부

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