椅子に縛り付けられた主人公。異常を見つけ、瞬きを駆使して悪夢の階層を駆け上がれ。

2026年 2月 11日 | インディーゲームドットコム 編集部

ウクライナ・キーウに拠点を置く Swytapp Games は、心理ホラーゲーム**『The Floor Above』**を2026年4月にSteamでリリースすると発表した。本作は、近年のトレンドである「間違い探し系ホラー」に、重厚なナラティブと独自の「まばたき」メカニズムを融合させた意欲作だ。

■ 1. 最小限の動作がもたらす「極限の緊張感」

本作の最大の特徴は、極限まで制限された操作方法にある。

  • 束縛された視点: プレイヤーは椅子に縛り付けられて動くことができない。できるのは、視線を左右に振ることと、**「まばたき」**をすることだけだ。
  • 異常の看破: 部屋に異変があれば赤いボタンを、何もなければ緑のボタンを押して階層を進む(いわゆる『8番出口』系のループ構造)。
  • まばたきの魔法: 瞬きをすることで、それまで見えていたものが消えたり、隠れていたものが現れたりする。何が現実で、何が幻覚なのか。その判断が生死を分ける。

■ 2. 5つのエンディングが解き明かす「真実」

『The Floor Above』は単なる「間違い探し」に留まらない。

  • 深まる物語: 繰り返しプレイすることで、主人公マイクの過去と、この奇妙な空間の正体が明らかになっていく。
  • マルチエンディング: 4つのメインエンディングと、最終ループを突破した者だけが辿り着ける「真実のエンディング」計5つが用意されている。
  • 不気味な相棒: 時に助け、時に惑わすナレーターや、どこか恐ろしくも可愛らしい猫の「モーティ」など、個性的なキャラクターが恐怖を彩る。

■ 3. ウクライナの情熱:外注からの「独立」への一歩

開発の Swytapp Games は、これまで10年以上にわたりモバイルやWeb、PC、コンソールゲームの外注(受託開発)を行ってきたフルサイクル・スタジオだ。本作は、彼らが長年培ってきた技術を注ぎ込んだ**「初の自社パブリッシング・プロジェクト」**である。

COOのアラ・ソブコ(Alla Sobko)氏は、「間違い探しホラーの緊張感は素晴らしいが、物語的な報酬が足りないと感じていた。私たちはそこに深い心理描写とストーリーを組み合わせたかった」と開発の意図を語っている。


『The Floor Above』作品情報

項目内容
デベロッパーSwytapp Games (ウクライナ)
リリース予定2026年 4月
プラットフォームPC (Steam) / Steam Deck対応
ジャンル心理ホラー / 異常検知アドベンチャー
評価デモ版 Steamレビュー 98% 肯定的
対応言語日本語、英語、ウクライナ語など計12言語

編集部の視点

「間違い探しホラー」というジャンルが定着した今、本作が提示する「身体の自由を奪われた状態での観察」と「まばたきによる世界の変容」というアイデアは、非常に新鮮です。特にウクライナの厳しい情熱から生まれたこの独立プロジェクトが、2026年のインディーホラーに新たな「視点」をもたらすことは間違いないでしょう。


「瞬き一つで、世界は変わる。あなたは自分の目を信じられますか?」

現在、Steamでは無料デモ版が公開されており、季節ごとのアップデートや不具合修正も迅速に行われています。恐怖の階層を駆け上がる準備ができているなら、まずはウィッシュリストに登録してみてはいかがでしょうか。

ゲームは2026年4月にスチームを通じて発売される予定であり、英語を含む12の言語をサポートする。現在、無料デモをスチームでプレイすることができ、一部のサウンドエフェクトやイメージアセットにAIツールを補助的に活用したが、テキスト、ストーリー、アニメーション、コアグラフィックなどすべての創作コンテンツは開発チームが直接制作したと明らかにした。

スチームショップページ:
https://store.steampowered.com/app/3951680/The_Floor_Above/

Editorial Team

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