全国9地域で51のプロジェクトを完遂。AI時代の創意的なリーダーへと成長した青年たち、社会的価値は16億ウォンに。

2026年 3月 27日 | インディーゲームドットコム 編集部

スマイルゲート希望スタジオが運営する「パレット」は、地域児童センターの子供たちがゲームやウェブトゥーンなどのコンテンツを自ら創作できるよう支援する創意コミュニティだ。その中心的な役割を担うのが、青年メンター「ホープ・クリエイター」である。

■ 1. 「教える」のではなく「共に創る」:20週間のメンタリング

昨年9月から今年2月までの20週間、全国9地域から集まった43名の青年メンターたちが、子供たちの関心に基づいたプロジェクトをサポートした。

  • 多様な創作物: ゲーム、ウェブトゥーン、映像など、計51個の独創的なプロジェクトが誕生。
  • AI時代のリーダーシップ: 今回の6期では、AI技術を活用した創作に重点を置き、メンター自身の問題解決能力やチームワーク能力も飛躍的に向上した(満足度調査で5点満点中4.8〜4.9点を記録)。

■ 2. 活動終了後も続く「善循環」の輪

ホープ・クリエイターの魅力は、活動期間中だけにとどまらない。卒業生(アルムナイ)たちはその後も自発的なコミュニティを形成し、社会に貢献し続けている。

  • 成功事例: 音を頼りに異常現象を追跡するホラーゲーム『No Signal』を開発した「プロジェクト・ラム(Project Lamb)」は、2024年のインディークラフトに選定されるなど、プロの現場でも実力を認められている。
  • 社会的価値: 希望スタジオの測定によると、これまでのメンタリング活動が創出した社会的価値は累計約16億ウォンに上る。これは、同様の教育効果を社会が提供するために必要な代替コストを換算したものだ。

■ 3. 参加者の声:「子供たちの成長が、私自身の成長に」

全北大学校のホン・ウンチェさん(6期メンター)は、「子供たちがAIなどのIT技術を使って自分たちの作品を作り上げていく姿を見守るのが、何よりのやりがいだった。私個人としても、コミュニケーション能力やリーダーシップが向上したと感じる」と語った。

「小さなアイデアが形になる喜び。その感動が、次世代のリーダーを育てる種になる。」


「ホープ・クリエイター 第6期」活動の記録

項目内容
主催スマイルゲート希望スタジオ
活動期間2023年 9月 〜 2024年 2月 (20週間)
参加規模全国9地域、青年メンター43名、51プロジェクト完遂
主な創作分野ゲーム、ウェブトゥーン、映像、AI活用コンテンツ
社会的価値累計約16億ウォン (教育代替コスト換算)
卒業生の実績『No Signal』(インディークラフト選定)、『COM-US』(Google 課題 Top 100)
公式サイトSmilegate Hope Studio

編集部の視点:2026年、企業のCSRは「自생的成長」へ

スマイルゲートのこの取り組みが素晴らしいのは、単なる寄付や一過性の教育イベントに終わらせず、メンターとなった青年たち自身がクリエイターや社会のリーダーとして羽ばたく「エコシステム」を作り上げている点です。卒業生が開発したゲームが実際に展示会で評価されるなど、その成果はもはや「教育」の枠を超え、「産業」への貢献へと繋がっています。

Editorial Team

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