3〜6人プレイ、リアルタイム音声チャットが戦略の核心。アイテムに隠された「条項」が逆転の鍵を握る。
2026年 3月 26日 | インディーゲームドットコム 編集部
『Double Dealers』は、限られた情報の中でアイテムを売買し、最終的に最も多くの富を築いたプレイヤーが勝利するマルチプレイヤー・パーティーゲームだ。最大の特徴は、テキストではなく「肉声」による説得と疑心暗鬼がゲームを支配する点にある。
■ 1. その「お宝」、実は「呪い」かもしれません
毎ラウンド、販売者はランダムな3つのアイテムから1つを選び、テーブルに出す。
- 販売者だけの特権: 販売者だけがアイテムの「真の市場価値」と、2つの隠された**「条項(Clauses)」**を知ることができる。
- 隠された罠: 見た目は高価なダイヤでも、裏に「購入時に全財産を失う」という呪いの条項が隠されている可能性がある。
- ブラフの応酬: 販売者は価値を誇張して売り抜けようとし、購入者は相手の声のトーンや話し方から嘘を見抜かなければならない。
■ 2. 経済戦略:市場の変動を読み解け
オークションが終わると、戦略的な「マーケットフェイズ」が訪れる。
- コレクション要素: 同じ「時代(Era)」のアイテムを組み合わせることでボーナス報酬を獲得できる。
- カードショップ: 相手を妨害したり、情報を盗み見たりできる強力なスキルカードを購入可能。単なる嘘つき合戦に終わらない、骨太な戦略性が用意されている。
■ 3. トルコの若き情熱「Miklagard Studios」の初陣
開発を手掛けるのは、トルコを拠点とする独立スタジオ Miklagard Studios。
「プレイヤーのフィードバックこそが、最高のゲームを作るためのスパイス。約6ヶ月間の早期アクセス期間を通じて、新しい条項やカード、キャラクターを順次追加していく」
彼らにとってSteamデビュー作となる本作は、コミュニティとの密な対話を通じて完成度を高めていく計画だ。
「その誠実そうな声、本当に信じても大丈夫? オークションの槌が振り下ろされるまで、油断は禁物です。」
『Double Dealers(ダブル・ディーラーズ)』作品スペック
| 項目 | 内容 |
| デベロッ퍼 | Miklagard Studios (トルコ) |
| ジャンル | 3〜6人対戦 ボイスチャット・パーティーゲーム |
| プラットフォーム | PC (Steam) |
| リリース予定 | 未定 (早期アクセス開始予定) |
| 核心メカニクス | 音声チャットによるブラフ、隠された条項、市場取引、カード戦略 |
| 特徴 | リプレイ性の高いランダム生成システム、10ヶ国語対応予定 |
| Steamページ | 友情の崩壊を予約する(ウィッシュリスト) |
編集部の視点:2026年、パーティーゲームは「声」で繋がる
最近のヒット作『Liar’s Bar』のように、プレイヤー同士の生々しいやり取りがエンターテインメントになる流れは、2026年も加速しそうです。
『Double Dealers』の面白い点は、そこに「オークション」という明確な経済的対立を持ち込んだこと。説得する、ハメる、相場を操る――。Discordで気心の知れた仲間と遊べば、最高に盛り上がる(そして後味の悪い)夜になること間違いなしでしょう。

