Y2K感性のドリーミーなビジュアル。死んだら「頭」を転がして祭壇へ。キスで仲間を救うカオスな協力プレイが話題。

2026年 3月 25日 | インディーゲームドットコム 編集部

『Mama’s Sleeping Angels』は、永遠に飢え続ける存在「ママ(Mama)」の夢の世界を舞台にした協力型ホラーゲームだ。プレイヤーはママの潜在意識を探索し、呪われたアイテムを収集して彼女の空腹を満たさなければならない。しかし、その過程で視界を歪める幻覚や正体不明の追跡者など、予測不能な悪夢と対峙することになる。

■ 1. PS1時代を彷彿とさせる「Y2K」シュールレアリズム

本作は90年代後半から2000年代初頭の無骨な低解像度ビジュアル(Y2K感性)を採用。それにより、夢と現実の境界が崩れたような、不安定で奇妙な雰囲気を極限まで高めている。

  • 自動生成される夢の世界: 下水道、霧に包まれた廊下、逆さまに吊るされた巨大構造物など、プレイするたびに構造が変わる6つの夢の世界が、毎回新しい恐怖を届けてくれる。
  • 多彩な装備: スナイパーライフル、アサルトライフル(FAMAS)、チェーンソーなどの武器に加え、能力を恒久的に変化させる「マスク」を駆使して脅威に立ち向かう。

■ 2. 「首をはねれば復活する?」常識破りの協力システム

本作の最大の特徴であり人気の秘訣は、この奇妙な協力メカニクスにある。

  • 奇妙な蘇生法: 倒れたチームメイトは「キス」で救うことができるが、瀕死の状態にある時はむしろ 「首をはねる」 ことでより早く復活させることができる。
  • 死んでも終わりではない: 死亡したプレイヤーは 自分の頭を転がして ママの祭壇へと戻ることができる。祭壇に安置されれば、古い携帯電話を通じて生き残った仲間に危険を知らせる「支援役」を務めることになる。

「ママが目覚める前に呪いを集めて。首が取れても、頭を転がしてでもチームを助けるんだ。」

■ 個人開発者の執念とパブリッシャーの審美眼が融合

独学でゲーム制作を続けてきた個人開発者の itamu は、「プレイヤーが共に笑い、戸惑い、予想外の状況で叫び声を上げるような独特な体験」を目標に本作を創り上げた。奇妙なゲームの発掘に定評のあるパブリッシャー Oro Interactive は、この独創性を高く評価している。

Steamコミュニティでは「混乱するが面白い」「友達と遊ぶのにこれ以上ないゲーム」といった好評が相次いでいる。恐怖とユーモアが絶妙に混ざり合ったこの独特なパジャマパーティーは、Steamで体験可能だ。


『Mama’s Sleeping Angels』作品情報

項目内容
デベロッパーitamu (個人開発)
パブリッシャーOro Interactive
リリース日2026年 3月 11日
プラットフォームPC (Steam, Windows)
ジャンル協力型探索アドベンチャー / ホラーアクション
価格$9.99
特徴自動生成される6つの夢、1〜4人協力、独特な蘇生システム
Steam評価非常に好評 (93%)

編集部の視点:2026年、協力ホラーの新たな「公式」

『Lethal Company』や『Phasmophobia』が協力ホラーの基準を作ったとすれば、『Mama’s Sleeping Angels』はそこに「狂気的なユーモア」を加えました。仲間を助けるために首を斬り、頭を転がして支援するという発想は、AAAタイトルでは決して見られないインディーゲームならではの専売特許です。友人と叫び、笑い転げたいゲーマーにとって、これほど完璧な選択肢はないでしょう。


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