『Balatro』の構造に「株」の快感を融合。ニューヨークと水原を繋ぐ1人開発者の野心作、発売直後から中毒者が続出中。

2026年 2월 20일 | インディーゲームドットコム 編集部

個人開発者 Naiive 氏は2月18日、新作ローグライク・デッキ構築ゲーム**『Insider Trading』**を Steam にてリリースした。本作は、トランプの役を作る代わりに「株価チャートの動き」をカードで操作し、莫大な利益を狙うという極めてユニークな作品だ。

■ 1. コンセプトは「株版 Balatro」

本作の構造を表現するなら、まさに「ウォール街に移り住んだ『Balatro』」だ。

  • カードが市場を動かす: 毎ターン配られる10枚のカードを並び替え、市場に介入する。緑のカードは株価を上げ、赤のカードは下げる。
  • コンボの連鎖: 同じ色のカードを5枚以上連続で配置するとコンボが発動。効果が倍増し、チャートが劇的に跳ね上がる。
  • 引き際が肝心: 「ここだ!」というタイミングで『Trade(取引)』ボタンを押し、全財産を投資。目標金額を達成できなければ即解雇という、ヒリつくような緊張感が味わえる。

■ 2. 120枚以上のカードと「呪われたパーク」

単純なルールとは裏腹に、戦略の幅は非常に広い。

  • 多様なデッキ構築: 12種類のタイプ、計120枚以上のカードが登場。特定のタイミングで爆発的な利益を生むカードや、リスクと引き換えに強力な力を得る**「呪われたパーク(Cursed Perk)」**など、50種類以上のパークが用意されている。
  • ユニークなキャラクター: 3人の初期キャラクター(製品版で追加)はそれぞれ異なる初期デッキと固有のメカニズムを持ち、プレイするたびに全く違う投資戦略が求められる。

■ 3. フィードバックで磨き上げられた「一人開発の奇跡」

本作は、ニューヨークと韓国の水原を行き来しながら活動する Naiive 氏が、コミュニティと共に作り上げたタイトルだ。

当初は2025年内の発売を予定していたが、「テスターからのフィードバックを反映し、さらに面白さを追求したい」として延期を決断。その結果、デモ版からカード数は倍増し、難易度設定や「コネクション」システムが新たに追加されるなど、大幅な進化を遂げてのリリースとなった。

また、開発者は**「AI生成コンテンツや著作権のある音楽を使用しない」**という原則を公表しており、クリエイターとしての誠実な姿勢もユーザーから高く評価されている。


『Insider Trading』作品情報

項目内容
デベロッパーNaiive Studio (ニューヨーク / 水原)
リリース日2026年 2월 18일
プラットフォームPC (Steam) / Win, Mac, Linux対応
ジャンルローグライク・デッキ構築 / 株シミュレーション
評価Steamレビュー 96% 好評
対応言語日本語、韓国語、英語など計10言語
価格1,550円 (3/4まで15%OFFの1,317円で販売中)

編集部の視点

デッキ構築型ローグライクは今や飽和状態にありますが、本作は「戦闘」を「市場操作」に置き換えることで、全く新しいプレイフィールを生み出すことに成功しています。特に、 Northernlion 氏などの大手ストリーマーがデモ版を絶賛したことで、海外での注目度も極めて高い一作です。1,300円台という手軽な価格もあり、戦略ゲームファンなら迷わず「買い」のタイトルと言えるでしょう。


「あなたの戦略が、市場を暴騰させるか、あるいは破滅させるか。すべてはカードの並び順次第です。」

スチームショップページ:
https://store.steampowered.com/app/3166810/Insider_Trading/

Editorial Team

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