リリースから3ヶ月半でミリオンセラー達成…独創的なゲーム性と積極的なユーザー対話が成功の鍵
2026年 1月 6日 | インディーゲームドットコム 編集部
Lizard Smoothie(リザード・スムージー)が開発し、NEOWIZ(ネオウィ즈)がパブリッシングを務めるアクション・ローグライトゲーム**『Shape of Dreams(シェイプ・オブ・ドリームズ)』**が、グローバル累計販売本数100万本を突破し、ミリオンセラーの仲間入りを果たした。
NEOWIZは5日、『Shape of Dreams』が2025年12月31日時点で累計販売100万本を超えたと発表した。昨年9月11日の正式リリースから約3ヶ月半という短期間での快挙となる。
■ 圧倒的な勢い、「夢」の舞台は世界へ
本作はリリース直後から異例の成長を見せていた。発売からわずか2週間で50万本を売り上げ、その勢いを維持したまま年末に100万本の大台に乗せた形だ。
ヒットの要因として最も評価されているのは、その**「独創的なゲーム性」**だ。MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)スタイルの操作体系とローグライトのランダム性を融合させたダイナミックなアクション、そして最大4人までのリアルタイム協力プレイが、世界中のゲーマーの心を掴んだ。
■ 高い完成度と強固なファンベースの構築
メディアやユーザーからの評価も極めて高い。本作はグローバルレビューサイト「Metacritic」で84点、「OpenCritic」で86点を記録。Steamのユーザーレビューにおいても「非常に好評」を維持しており、盤石なファンコミュニティを形成している。
特に「夢」というテーマに基づき、プレイのたびに変化するステージ構造と150種類以上のアイテムの組み合わせは、プレイヤーに「何度遊んでも飽きない体験」を提供し、長期的なヒットの土台となった。
■ ユーザーとの対話がもたらした信頼
開発元であるLizard Smoothieの積極的なコミュニケーションも成功の立役者だ。デモ版の段階からグローバルユーザーのフィードバックを真摯に受け止め、リリース後も迅速なパッチ提供とメンテナンスを継続してきた。
昨年12月には大規模アップデートを実施。Steamワークショップへの対応を開始し、ユーザー自らがコンテンツを作成できる「MOD支援」を公式に提供したほか、ハードモードや隠しボスの追加によりコアユーザーからも高い支持を得ている。
■ パブリッシャーとインディーの「理想的な共生」
NEOWIZの関係者は「世界中のファンのおかげで、本作がグローバルな人気IPとして定着した。今後もNEOWIZのパブリッシング能力を最大限に発揮し、さらなる興行を支援していく」と述べた。
業界では、今回の成功を「独立開発者の創造性」と「大手パブリッシャーの支援システム」がシナジーを生んだ模範的な事例として注目している。『SANABI』や『Skul: The Hero Slayer』に続き、『Shape of Dreams』までミリオンセラーへと導いたNEOWIZのインディー支援戦略は、韓国ゲーム産業の新たな成長モデルとしての地位を確固たるものにしている。

